国際英語学科学科ニュース

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女学院オリジナル熊野筆〜晃祐堂 X HJU学生コラボ企画

2025.10.06 授業紹介 キャリア・スタディ・プログラム 英語系

国際英語学科の3年生が、熊野筆の製造する晃祐堂のご協力のもと、女学院オリジナルの熊野筆づくりに取り組んでいます。

この企画は、昨年11月に開催された地元企業を大学生が調査、発表する企業展「ジョブサミット」で、晃祐堂を担当した国際英語学科の3人の学生が、発表の中で行った提案を実現する活動です。

発表では大学生の熊野筆に対する知名度を課題として指摘し、大学祭で販売することを解決策として提案しました。こうした現実的で身近な、そして学生らしい発案とそれを伝えるコミュニケーション力が評価され、このグループは、企業展で最優秀賞を獲得することができました。

あれからおよそ10ヶ月。晃祐堂の土屋武美社長の後押しもあり、この提案を女学院の大学祭で実践できるよう少しずつ実現に向けて学生たちが取り組んできました。

9月には、学生と土屋社長とでオンライン会議を行いました。学生たちは、自分たちが考えた筆の種類やデザインのアイデアと、そこに込められた女学院生としての想いを緊張気味に土屋社長に披露しました。学生たちの希望をできるだけ叶えてくださろうと、土屋社長もさまざまな提案をしてくださいました。

これまで自ら利益を生むということには縁遠かった学生たちは、社長のアドバイスを聞きながら、材料費や利益を考えながら価格の設定を考えています。なかなか授業では学ぶことのできない経験で、難しさと面白さも感じている様子でした。

メンバーのHGさんに今回の活動や制作中の筆への想いを聞きました。

昨年、ローカルジョブサミットに参加し、化粧筆メーカーである株式会社晃祐堂の魅力を発信しました。私達はサミットで熊野筆の魅力を沢山の人に認知してもらうためにあやめ祭での出店を提案し、広島女学院と晃祐堂とのコラボ商品が実現しました。商品のデザインや価格設定、広報活動など初めての経験も多くありましたが、その一つひとつを通して授業では学べない貴重な学びを得ることができました。私達の想いが沢山詰まった「女学院限定熊野筆」を、ぜひ手に取っていただければうれしいです。

広島女学院大学の大学祭「あやめ祭」は、11月9日(日)に開催予定です。ぜひ大学祭に来て、この特別な熊野筆を手に取ってみてください。

昨年度の企業展の様子はこちら