研究支援・社会連携センター
本学では、企業、地方自治体、NPO法人等と連携し、地域交流、地域の活性化及び課題解決支援等を推進し、社会の発展に寄与できるよう様々な取り組みを実施しています。学生を積極的に地域や企業に送り出し、さまざまな連携先での課題の発見・共有、課題解決への模索を行うことによって、情報を取捨選択する力を養い、事実を正確に把握し、他者と対話を重ねながら〔自分の意見を総合的に伝える力〕を育成することを目指しています。
研究支援・社会連携センターの業務内容
本学専任教員の研究活動支援
生涯学習事業
- 広島女学院大学公開セミナー
- シティカレッジ(教育ネットワーク中国・広島市文化財団共催)講師派遣
- 早稲田アカデミー(早稲田公民館主催)講師派遣
- 各種団体実施の講座等への講師派遣
産官学等連携に関すること
学生ボランティア・社会連携活動の支援
ボランティア活動
小学校で遊ぼう運営補助ボランティア
主 催 | 牛田学区社会福祉協議会・福祉のまちづくり部会《子どもの福祉・教育部会》構成団体 |
---|---|
活動概要 | 地域の方々と一緒に小学校に遊びに来る子どもたちとドッヂボールや大縄跳び、カプラ(積み木)などをして遊ぶ。 |
活動時期 | 毎月1回 土曜日 |
活動場所 | 広島市立牛田小学校グランド・体育館 |
フラワーフェスティバル 折りづるひろば 出展
主 催 | ひろしまフラワーフェスティバル実行委員会 |
---|---|
活動概要 | 毎年、フラワーフェスティバルのご来場者に向けて折りづる制作の呼びかけや千羽鶴制作を行う。 集まった折りづるはフラワーフェスティバル最終日に原爆の子の像に献納する。 |
活動時期 | 2009年~毎年5月3・4・5日のフラワーフェスティバル開催期間 |
活動場所 | 平和公園 花の塔周辺 |
『こころ、つなぐ、ひろしま多様祭』 ファッションショー・企業ブースボランティア
主 催 | 一般社団法人 広島青年会議所 |
---|---|
活動概要 | 多様性をテーマにしたイベントのファッションショー、協賛企業のブース等に、企画会議から携わり、当日運営も実施。 |
活動時期 | 2024年8月 |
活動場所 | 広島ゲートパーク |
子育て応援団すこやか ステージ発表・運営ボランティア
主 催 | 「子育て応援団実行委員会」 広島テレビ事業部 |
---|---|
活動概要 | 子育て応援イベントにて、ステージ発表や運営のお手伝い |
活動時期 | 毎年開催 |
活動場所 | 広島テレビ株式会社 コンベンションホール |
さとうみフェスタ司会
主 催 | 広島湾さとうみネットワーク・広島湾再生推進会議・国土交通省中国地方整備局 |
---|---|
活動概要 | 毎年開催されるイベント『さとうみフェスタ』のメイン司会を担当 |
活動実施日 | 2022年12月4日(日) |
活動場所 | CliP HIROSHIMA |
100万羽おりづるプロジェクト
主 催 | 青少年赤十字広島県指導者協議会 |
---|---|
活動概要 | 100万羽おりづるの制作に参加。ギネス記録挑戦のお手伝い。本学では約1000羽のおりづるを作製。 |
活動時期 | 2022年6月~9月 |
活動場所 | 本学、広島県立総合体育館 武道場 |
このほかにも各地の社会福祉協議会、福祉関連の事業所(保育園、障がい者施設、介護事業所)、子ども園や子育てイベント、平和事業などに、本学の学生が幅広くボランティア活動に参加しています。
地域・社会連携活動
広島県立加計高校芸北分校とパスタを考案
課題と目標 | 【課題】 広島県立加計高校芸北分校と本学が包括連携協定を結び、大学・高校双方の人材育成と交流を図る中で、少子高齢化や環境問題など地域が抱える課題について、様々なフィールドワークを通じて高校生と一緒に向き合う 【目標】 本学学生と芸北分校の高校生とで協同し「ぶちうまドレドレパスタ」を制作。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 2024年は食育サークル所属の本学学生と、芸北分校の高校生とで「ぶちうまドレドレパスタ」を考案し、試食・アンケート調査を行い、改良。本学来学者に提供するまでの作業を大学生、高校生ともに体験する。 |
活動開始時期 | 2024年7月~ |
活動場所 | 広島県立加計高校芸北分校、本学 |
活動実績・成果 | 「ぶちうまドレドレパスタ」の考案・開発。 管理栄養学科の学生が栄養面など考慮し試作改良 オープンキャンパスにて、来学者にも提供 |
連携先 | 広島県立加計高校芸北分校 |
協定書・覚書 | 有 |
株式会社ヤクルト山陽と提携、『メルカリ教室』を開催
課題と目標 | 【課題】 家庭に眠っている[いわゆる「不要品」]をゴミにする前に、必要な人に託すことで、ゴミ処理に伴うさまざまな問題(処理にかかるエネルギー資源消費やコスト、CO₂排出など)を少しでも軽減できないか。 【目標】 学生が株式会社ヤクルト山陽の指導を受けながら、メルカリ教室の講師資格を取得する。学内や地域で「メルカリ教室」を企画・開催し、家庭の不要品の出品作業をサポートする。学内や地域の人々に、資源や物品の循環(安易にゴミにしない)を意識してもらう機会とする。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・メルカリ教室に参加 ・株式会社ヤクルト山陽と本学で、『包括的連携・協力に関する協定書』を締結 ・学内や早稲田公民館で、学生がメルカリ教室講師となり、地域の方々と不要品を出品する |
活動開始時期 | 2024年5月~12月 |
活動場所 | 株式会社ヤクルト山陽、学内、早稲田公民館 |
活動実績・成果 | 5月 学生が株式会社ヤクルト山陽に出向き、メルカリ教室のノウハウを学ぶ 6月 『包括的連携・協力に関する協定書』を締結 7月 学内にて、本学学生対象のメルカリ教室開催 9月 早稲田公民館にて、地域の方対象のメルカリ教室開催 11月 株式会社ヤクルト山陽本社にて、報告会開催 |
連携先 | 株式会社ヤクルト山陽 |
協定書・覚書 | 有 |
『社会とつながるお金の話』もみじ銀行・SMBCコンシューマーファイナンスとの連携科目
課題と目標 | 【課題】 不透明な経済環境の中で金融リテラシーを学ぶ必要性に触れる 【目標】 地域におけるイノベーション創出、地域産業成長の発展へ寄与することを目的とし、「次世代に向けた人生100 年時代の金融リテラシー」を学ぶ。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 2023 年2月に本学と山口フィナンシャルグループ(YMFG)傘下の株式会社もみじ銀行、株式会社YMFG ZONEプラニング、株式会社データ・キュービックの3社との間で、地域経済発展に向けて「包括連携協力に関する協定書」を締結したことにより実現。「社会とつながるお金の話」から始まり、金融業界の第一線で活躍する方々から講義を受ける。 |
活動開始時期 | 2024年~ |
活動場所 | 大学 |
活動実績・成果 | 「社会とつながるお金の話」「お金を貯める・借りる」「年金・保険」「キャッシュレス」等【お金】を軸に講義受け、講義の期末に一般社団法人金融財政事情研究会が創設する『金融リテラシー検定』を受ける |
連携先 | 株式会社もみじ銀行 YMFGグループ会社 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 SMBCグループ主要各社 |
協定書・覚書 | 有 |
早稲田小学校との交流事業
課題と目標 | 【課題】 地域にある広島市立早稲田小学校と年に数回、『学校インターンシップ』『大学見学』など交流を図り、将来への視野を広げる。 【目標】 学生は児童と触れ合い実際の教育現場を体験する。訪れる児童は学内を訪れ、地域の施設の役割や歴史を知る。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・学校インターンシップ 早稲田小学校を訪問、授業を参観し、ゲーム等に参加、児童とともに清掃活動等行う。 ・大学見学 早稲田小学校の児童が授業の一環として、学内を見学。 社会連携センター、図書館職員等が案内 |
活動開始時期 | |
活動場所 | 大学・広島市立早稲田小学校 |
活動実績・成果 | ・インターンシップにおいて、実際に教育現場で働く教員の姿を見学し、授業の導入から展開、まとめまでの一連の流れを参観することができ、大きな学びとなる。 ・大学見学をする地域の児童に身近に大学があること、大学での学びとは?について知ってもらうきっかけとなる。 |
連携先 | 広島市立早稲田小学校 |
協定書・覚書 | 無 |
たのしい!おいしい!大豆変身マジック
課題と目標 | 【課題】 安芸高田市にあるイニアビ農園が自然栽培で育てた大豆を使用し、地産地消、地域交流について考える 【目標】 栄養価の高い大豆から様々な料理ができること、多くの人の手を伝わって大豆が消費されることを学び、子ども達に伝え、一緒に調理を行いコミュニケーションを図る。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・早稲田公民館を借りて、学生が地域の子供たちに、大豆についての紙芝居をするなど、企画・運営を行う ・原材料から調理をし、一緒に食べる。 |
活動開始時期 | 2024年 |
活動場所 | 早稲田公民館 |
活動実績・成果 | ・参加児童は小学3.4年生16名 3グループに分かれ学生が各グループに2名以上ついて調理のサポートをした ・大豆から豆乳、おから、きなこが出来ること、様々な人の手を伝わって食材が届くことを紙芝居を作り子ども達に伝え、一緒に豆乳ジュースやおから団子を作ってテーブルを囲んで食べた。協同することにより、学生と児童に一体感が生まれた。 |
連携先 | 早稲田公民館・広島女学院大学Volun-tive(ボランティアサークル) |
協定書・覚書 | 無 |
CUP to CUP 推進活動
課題と目標 | 【課題】 紙コップが水平リサイクルできることを広め、環境汚染防止の一環になることを発信していく 【目標】 地域や県内のイベントに参加し、地域の方々や観光客にリカップウォッシャーを体験してもらうことで認知を拡げていく。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・紙コップリサイクル実施企業の工場見学 ・大学祭、牛田地区の祭、宮島などで、リカップウォッシャーの活動 ・GSHIPワーキング会議に参加し、実践したことや今後の提案について発表 |
活動開始時期 | 2023~2024年 |
活動場所 | 学内、牛田地区、宮島 |
活動実績・成果 | ・紙コップリサイクルの工場見学(株式会社岩本商店) ・広島県環境県民局環境保全課、宮島観光協会にて、ごみ問題、脱炭素、SDGsについて伺う。 ・大学祭、牛田フェスタ、宮島夜市にてリカップウォッシャー活動実施 宮島夜市協力:東罐興行株式会社・株式会社シンギ |
連携先 | 広島県環境県民局環境保全課、宮島観光協会、GSHIP参画企業 |
協定書・覚書 | 無 |
「ビジネスデザイン」 コラボ授業 (株式会社イネサス)
課題と目標 | 【課題】 「ビジネスデザイン」の授業において、株式会社イネサスが提供している企業向け福利厚生アプリのサービス向上、課題・改善点を見つけ、新しい企画を提案する。 【目標】 グループ討論や、プレゼン作成・発表などを経験し、地域経済の発展にどのように関わっていくかを知る。 企業の方にファシリテーターとして参加してもらうことで、社会の動向に触れる。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・企業向け福利厚生アプリについて授業を受ける。 ・グループに分れてイネサスのアプリ開発の企画を考案 ・プレゼン資料作成、発表。 |
活動開始時期 | 2023年 |
活動場所 | 学内 |
活動実績・成果 | 1日目:イネサスの事業について知り、ビジネスのイメージを身近に感じる 2日目:アプリを利用して感想・改善点を共有、企画を考案 3日目:プレゼン発表 企業から順位を発表・表彰 |
連携先 | 株式会社イネサス |
協定書・覚書 | 有 |
ものづくりチャレンジラボ(支援:公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業)
課題と目標 | 【課題】 「ものづくり」を通して、地域の子どもたちとの活動の場を作る。その過程において、失敗と成功体験、レジリエンスを鍛える。 【目標】 改善・発展を繰り返すチャレンジの場を設定した「ものづくり」による科学体験を通して、子ども達と科学の楽しさや不思議を感じ、失敗しても粘り強くチャレンジしようとする力を養う。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | ・年間を通して、小学生むけの科学実験を計画 ・地域の小学校に告知・募集し、実践 ・1度きりのものづくりイベントに終わらず、反省点を話し合い、改善して短い期間の間に再挑戦してみる |
活動開始時期 | 2023年・2024年 |
活動場所 | 学内 |
活動実績・成果 | 2023年実施 【春】光るどろだんごをつくろう 【夏】ペットボトルロケットを作って飛ばそう 【秋】「のぼり虫」のふしぎ・秋の自然を使ったおもちゃ(ピタゴラスイッチ)をつくろう 【冬】もっと遠くまで飛ばす「空気砲」をつくろう 2024年実施 【夏】ねんどdeキーホルダーをつくろう ウォーターバトル(ビニールパイプで水鉄砲をつくろう) |
連携先 | 児童教育学科 公益財団法人 マツダ財団市民活動支援事業 |
協定書・覚書 |
るうてる食堂クレヨン(食育サークル)
課題と目標 | 【課題】 子どもの貧困 【目標】 「子ども食堂」に集う子ども・保護者の交流の場となるコミュニティづくり |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 毎月2回の「こども食堂」活動補助(配膳、食器洗い、子どもや保護者とのコミュニケーション)を行う。 |
活動開始時期 | 2022.10~ |
活動場所 | 日本福音ルーテル広島教会 |
活動実績・成果 | 毎月2回の「こども食堂」活動補助を行う。不定期で食育サークル学生考案メニューを提供することにより、専門の学び(栄養学・調理学)を活かす企画力、実践力、仲間同士だけでなく新しい人間関係の構築などコミュニケーション能力等を養うことができた。 |
連携先 | 神様のクレヨン会、日本福音ルーテル広島教会、ルーテル保育所 |
協定書・覚書 | 無 |
祇園坊柿商品開発プロジェクト(食育サークル)
課題と目標 | 【課題】 祇園坊柿は安芸太田町の特産品である。柿そのものも干し柿も高級なイメージで販売促進され、贈答品としての商品価値が高い。ただし、販売時期が秋から冬にかけての短い期間に限られること、規格外品や加工品作成過程で生じる廃棄が出てしまうことが課題であった。 【目標】 規格外や余剰品(ピューレ)を中心に、学生が商品アイデアを出し、季節に関係なく販売可能で魅力的な商品開発を目指すことにより、規格外品の有効活用、廃棄の削減も目指す。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 食育サークルの学生4名が、安芸太田町で加工場見学・干し柿製造過程の一部体験等のフィールドワークを経て、祇園坊柿の特長を活かせるレシピ開発を試行錯誤し、学内でのプレゼンテーション・試食・評価会を複数回行い、連携先へのプレゼンテーションを行った。道の駅夢とごうちで開発した商品の試食販売も行った。柿餡のレシピを提供した。 |
活動開始時期 | 2022.9~ |
活動場所 | 大学、安芸太田町「道の駅夢とごうち」、安芸太田元気村 |
活動実績・成果 | 複数のアイデアから、安芸太田町側が商品化に必要な条件をもとに絞り込みを行い、提案レシピを使用した開発を検討中。学生からいくつかのアイデアと、柿餡のレシピ提供に至った。現在、安芸太田町や広島市内の和菓子製造会社にて柿餡を使用した商品の開発が検討されている。 |
連携先 | 地域商社あきおおた、安芸太田元気村、町内事業者 |
協定書・覚書 | 無 |
安芸太田町津浪地区の地域おこしプロジェクト
課題と目標 | 【課題】 高齢化・過疎化、観光資源の開発、魅力の発信 【目標】 地元住民も気づかなかった地域の資源(自然環境や特産品)を掘り起こし、若者ならではの方法で魅力を発信して関係人口の増加を目指す。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 地域の取り組みとコラボし、【街に住む若い人】の視点で意見を発信するためのスタッフとして関わり、地域の魅力を発見・発信していく。地域づくりの一環として、地域の行事等にも参加する。 |
活動開始時期 | 2022~ |
活動場所 | 山県郡安芸太田町津浪地区 |
活動実績・成果 | 初年度は地域を知る、地域に溶け込むことを目標に、特産品の加工体験、町内散策、イベントに参加した。また住民の方と座談会を行い、地域の歴史・文化を学んだ。 |
連携先 | 安芸太田町津浪振興会 |
協定書・覚書 | 無 |
しまなみリーフ プロジェクト (食育サークル)
課題と目標 | 【課題】 尾道市因島町固有の葉野菜「しまなみリーフ」が高齢化や後継者不足により栽培されなくなりつつあった。同地域の株式会社アド・カスタム岡本が、地域から依頼され、栽培と販売事業を立ち上げたが、なかなか知名度が上がらず販路の拡大が課題であった。 【目標】 「しまなみリーフ」の知名度アップと販売促進 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 地域振興を進めるもみじ銀行因島田熊支店からの依頼を受け、「しまなみリーフ」を使ったレシピを考案し、産学金連携で実際に試食会や販売等普及活動を行っている。 |
活動開始時期 | 2021.3~ |
活動場所 | 大学、尾道市因島町、もみじ銀行本店 |
活動実績・成果 | *レシピを考案し、クックパッドに掲載 *もみじ銀行本店にて、考案したレシピの試食会を実施 *因島で開催されたウェイクボード大会にて、考案した炊き込みご飯、焼きそばを販売 |
連携先 | 株式会社アド・カスタム岡本、株式会社もみじ銀行因島田熊支店 |
協定書・覚書 | 有 |
授業科目「地域連携デザインセミナーⅡ」(きものリメイクラボ)
課題と目標 | 【課題】 日本の伝統文化の一つである着物文化を次代に継承するため、また、廃棄される着物の有効活用を検討する。 【目標】 若者向けのきものリメイク商品を制作し、販売することで、着物文化の良さを伝え、リメイクによる資源の有効活用の喚起を図る。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 「地域連携デザインセミナーⅡ」は生活デザイン学科が外部団体と連携し、学生主体で問題解決に取り組む授業である。2022年度は「地域連携デザインセミナーⅠ」から継続し、きものリメイクプロジェクトをこの授業で取り上げた。 「地域連携デザインセミナーⅠ」にて連携企業から、着物文化や古着の取り扱い、商品開発についてのレクチャーを受けた上で、若者向け商品の企画、制作、販売等を個人あるいはグループで行った。「地域連携デザインセミナーⅡ」では、「地域連携デザインセミナーⅠ」で決定した2022年度商品の制作、大学祭での販売とそれに向けての広報、振り返りと次年度に向けての検討を行った。企画案や試作品の検討、商品の検品は連携企業と、受講生及びプロジェクト自由参加の学生とともに行った。 |
活動開始時期 | 2020.4~ |
活動場所 | 大学 |
活動実績・成果 | 連携先の企業が主催するイベントに参加し、その経験をもとに、大学祭にて模擬店として参加し、販売促進のためのディスプレイ、商品ラッピングなどを行い、同世代への興味関心を持たせることを狙いとした。学生主導のインスタグラムによる広報も行い、若者視点で着物やリメイク商品についての情報発信を行った。 成果に対する評価方法:連携先企業とのミーティングを通して、その都度講評をいただき、さらに最終的な取り組み全体の評価をいただく。また、担当教員により、取り組み姿勢と提出物(事前事後の報告書、商品等成果物)を総合的に評価する。 |
連携先 | 一般社団法人ひろしまきもの遊び |
協定書・覚書 | 有 |
HJU SAVE THE SEA プロジェクト
課題と目標 | 【課題】 環境問題 【目標】 環境に関する活動に参加し地域に貢献する |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 海を主体とした地域の自然環境について、地域の人々と共同して環境保全活動や環境教育活動を実施している。 |
活動開始時期 | 2018~ |
活動場所 | 呉市音戸町、廿日市市地御前 |
活動実績・成果 | *呉市音戸町大浦崎海岸での海岸清掃、環境教育活動(2019~) *呉市立波多見小学校での海と地域の特産品に関する出張授業(2020~) *ひろしま西部ロハスの会「漁民の森づくり」イベント実施(2019~) |
連携先 | 呉市市民公益活動団体Team JIN、呉市立波多見小学校、ひろしま西部LOHASの会、永本建設株式会社 |
協定書・覚書 | 無 |
授業科目「キャリア・スタディ・プログラムⅠ・Ⅱ・Ⅲ」(ツーリズム)
課題と目標 | 【課題】 授業(インターンシップ)を通して発見する。 【目標】 広島の人、企業(職)、地域とつながり、キャリア学習を進め、深めていく。地元広島の企業との何らかの協働、コラボレーションを目指す。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 学内外のさまざまな人との協働活動を通して、地域の魅力とその問題点を発見し、解決するための調査と考察を踏まえて、日本語と英語を用いて考えを発信することができる。 |
活動開始時期 | 2018~ |
活動場所 | 大学、県内旅行代理店 |
活動実績・成果 | 県内旅行代理店でインターンシップを行い、旅行代理店の取り組みや可能性を学び、考え、学校への修学旅行の提案に同行、個人旅行の企画立案を行った。 |
連携先 | たびまちゲート広島等 |
協定書・覚書 | 無 |
授業科目「建築倫理(含 建築職能論)」
課題と目標 | 【課題】 大学所在地近隣の牛田早稲田学区には、公務員公舎等団地が立ち並んでいたが、建物の老朽化や人口減少により、建物の解体・整備が進められている。同時に、少子高齢化も一因となり住民同士の日常的な交流の機会や活動の低下が課題であった。 【目標】 跡地に新しい住宅団地を開発する中で、建築学を学ぶ学生が企画・設計した「まちのコミュニティハウス」が2021年5月に竣工した。プロジェクトを引き継ぐ学生が、地域、事業者とともに、この「ハウス」が近隣住民にとって有効かつ持続可能な交流の場となる使い方の提案を目指す。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 地域住人に地域への愛着や早稲田学区社会福祉協議会の活発な活動内容、「まちのコミュニティハウス」への思いなどを伺った。また、株式会社トータテ都市開発に開発コンセプトや様々なエピソードを伺った。今後、グループディスカッションを重ね、活用方法を提案する。 |
活動開始時期 | 2018~ |
活動場所 | 大学、牛田早稲田団地 |
連携先 | 株式会社トータテ都市開発、早稲田学区社会福祉協議会 |
協定書・覚書 | 無 |
日本酒アートラベル制作プロジェクト
課題と目標 | 【課題】 若者の日本酒離れ。 【目標】 毎年年末から販売される新酒(西條鶴特別純米酒)のボトルに学生が考案(学内コンペで選出されたアイデア)したアートラベルを貼っていただく。年末年始での家族の集いや親せき等への手土産に購入していただき、日本酒の売り上げアップに貢献する。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | 学内でラベルデザインコンペを行い、応募された作品から西條鶴醸造株式会社で選定していただき、実用化した。 |
活動開始時期 | 2017~ |
活動場所 | 東広島市 |
活動実績・成果 | ラベルデザインの作成、PR動画作成、販売促進会への参加等 |
連携先 | 西條鶴醸造株式会社 |
協定書・覚書 | 有 |
東区役所・比治山大学・広島女学院大学官学連携 エキキタ スイーツプロジェクト
課題と目標 | 【課題】 広島駅は、南側が市の中心部につながる出入り口として人の往来が多く、かつて北側は「裏口」のイメージが強かった。近年、通称エキキタ地区が大規模に開発・整備され、地区の知名度アップと定着、人々の来訪機会の創出が課題となった。 【目標】 東区役所、エキキタまちづくり会議に協力し、同じ東区に所在地がある比治山大学・同短期大学部とも連携し、学生がさまざまなイベントでアイデアを出し、活性化に貢献する。「スイーツプロジェクト」もその一つである。期間限定スイーツを商品化し、併せて「スイーツラリー」で人々を呼び込むキャンペーンにも協力し、地域の賑わいや売り上げアップにも貢献したい。 |
---|---|
課題解決に向けた活動概要 | スイーツプロジェクト:例年2~3月にエキキタ地区にあるホテル・菓子店のパティシエと学生がコラボし、期間限定のスイーツアイデアを考案する。実際に商品化したスイーツは、期間限定でそれぞれのショップで販売する。開発過程のSNS発信だけでなく、複数店舗でスイーツを購入するとポイントが貯まりプレゼントに応募できる「スイーツラリー」キャンペーンにおいて、キャンペーン広報やプレイベントにも協力する。(コロナ禍において、学生とパティシエとの共同開発やキャンペーンでの協力は停止中。スイーツアイデアの提案とキャンペーンポスター・チラシのイラスト作成などで協力している。) |
活動開始時期 | 2014~ |
活動場所 | 大学、東区役所、他 |
活動実績・成果 | スイーツアイデアの考案、ポスター・チラシデザインの作成協力等 |
連携先 | 東区役所、エキキタまちづくり会議、比治山大学・同短期大学部 |
協定書・覚書 | 有 |
ボランティア募集について
ボランティア募集情報、ボランティアに関するイベントや講習会など、情報をお寄せください。当センターでは、ボランティア情報の取り扱いについて、「ボランティア募集に関するガイドライン」を設けております。
ボランティアの募集を希望される場合には、活動内容がこのガイドラインに沿ったものであることをご確認の上、団体登録をお願いいたします。
お問い合わせ先
新たに本学との産官学地域連携協定にご関心をお持ちいただいた方はご一報いただければ幸いです。
〒732-0063 広島市東区牛田東4-13-1
E-mail: | hjurssc@gaines.hju.ac.jp |
---|---|
TEL: | 082-228-0410(直通) |
FAX: | 082-228-1648 |
開室日: | 平日 8:30~17:00 |
休業日: | 土・日曜、祝日、夏季休業日、10/1(創立記念日)、12/25(クリスマス)、年末年始 |