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カリキュラム・ポリシー

広島女学院大学

  • CP1.大学の教育課程は、全学共通の「基礎科目」「ライフキャリア科目」と、各学科の専門科目である「専門科目」「関連科目Ⅰ」「関連科目Ⅱ」から編成されます。
  • CP2.「基礎科目」の学修目標は、ア.主体的な学びの態度と他者との協働、イ.キリスト教主義に基づく人格形成、ウ.基礎学力とし、すべて必修科目です。
  • CP3.「ライフキャリア科目」は、⽣涯にわたって⼥性のライフキャリアを⽀える根幹を形成することを目標とし、必修科目「ライフキャリアデザインⅠ~Ⅶ」と選択科目からなり、選択科目は、「⾃⼰との関係科目群」「他者との関係科目群」「社会との関係科目群」「スキルアップ科目群」で構成されます。

人文学部

国際英語学科

  • CP1.言語・文化に関する基礎的な知識や多様な技能の習得および活用の力を養う科目を配置します。
  • CP2.地域及び国際社会で平和の担い手となるべく、他者理解の姿勢や実践的行動力を養う科目を配置します。
  • CP3.言語・文化に関する学修を横断的に統合し、探究的に学びを深める力を養う科目を配置します。

日本文化学科

  • CP1.専門科目では言語の習熟に必要なスキル科目及びより高度な学修につながる内容科目を配置します。
  • CP2.学科の学びを通してキャリア形成の基盤を成す言語力を育成し、アカデミック・リサーチを通じて批判的思考力と問題解決力を養う科目を配置します。
  • CP3.体験的学修としてフィールドワーク、地域連携、海外研修、インターンシップなど行動力や実践力を養う科目を配置します。

人間生活学部

生活デザイン学科

  • CP1.ものづくりや空間設計を地域環境の中で活かすために必要な専門知識、専門技術を修得する科目を配置します。
  • CP2.生活や価値観の多様性を理解し、生活を構成する事象を多面的に捉えるため、人々の生活や行動、歴史、文化、環境に関する科目を配置します。
  • CP3.生活を総合的に捉え、生活に関する問題への解決策を計画・デザインする力、提案する力、説明する力を養う科目を配置します。

管理栄養学科

  • CP1.人びとの健康増進の視点から系統的に学び、食と健康の専門家になるために必要な知識と技術を修得して、社会に貢献できる力を養う科目を配置します。
  • CP2.ライフステージ・ライフスタイルにあわせた栄養・健康管理を学び、病気の人、高齢者、子どもなどに対して、「食」を通した支援が実践できる力を養う科目を配置します。
  • CP3.食と健康に関して、課題発見・問題解決できる力を養う科目を配置します。

児童教育学科

  • CP1.1年次にインターンシップや観察実習を行い、2年次よりライフキャリアに応じて保育士資格、幼稚園教諭一種免許状、小学校教諭一種免許状を取得できるようカリキュラムを編成します。
  • CP2.心理学の視点から子どもの発達過程を理解する力を養う科目を配置します。
  • CP3.子どもの生活支援、発達支援、学習支援を構想し実践する力を養う専門科目、グループワークを取り入れた科目を配置します。
  • CP4.保育、初等教育に必要な教科・領域の知識や技能を習得するための科目を配置します。
  • CP5.課題発見力、課題解決力、実践力を養う実習、セミナー科目を配置します。

大学院

言語文化研究科

言語文化研究科においては、言語や文化に関する高度な知識と時代の変化に即応できる優れた問題解決能力を身につけた専門的職業人や持続可能な研究者を養成するために、以下の方針によって教育課程を編成しています。

  • ・文献研究、すなわち原典の精緻な読解・把握と、先行する研究の批判的検証によって、専門分野の研究の基礎を強固なものにし、高度の専門的職業人、自立した研究者となることができるように、教育・研究の教育課程が編成されています。
  • ・他領域との積極的協力関係を強化し、学問の発展・進歩に対応できるよう、カリキュラムに示された各専攻の専門科目に加えて、他専攻・他研究科・単位互換の科目を選択でき、多角的な内容の学修を可能とします。
  • ・より幅広い人々に教育の門戸を開くため、昼夜開講・男女共学とします。
  • ・留学生のコミュニケーション力を高めるための個別指導を行います。
  • ・段階的に学べるような授業編成を行い、チェックシートにより達成度を可視化します。
  • ・学生による授業評価を積極的に活用し、絶えず授業改善に務めます。
【学修内容・学修方法】
  • 1.日本言語文化専攻は、日本文学・日本語学・国語教育・日本語教育の4分野をもって構成され、各分野の研究と教育の深化を図ることによって、日本の言語文化の特質を明らかにし、国際化時代・高度情報化時代のニーズに応えられる高度な専門的職業人を育成します。
    • 1)日本文学分野に関する科目は、古代、中世、近世、近代、現代と広範な時代領域に亘って設けられており、それぞれの時代の文学ジャンルの特質と変化を深く理解することによって、日本文化の本質について考究する。
    • 2)日本語学分野に関する科目は、各時代の言語研究を行う能力を身につけるための科目が設けられ、訓点、方言、日本語教育など多様な分野の日本語研究を、音韻、文法、文字といった様々な観点から考究する。
    • 3)国語教育分野に関する科目は、国語教育に関する内容を専門的に考究し、高度な専門的職業人としての国語科教員を育成することを目的とした授業内容とする。
    • 4)日本語教育分野に関する科目は、日本語教育に関する内容を専門的に考究し、高度な専門的職業人としての日本語教員を育成することを目的とした授業内容とする。
    • 5)文献研究というより専門性の高い科目を設け、高度な専門的職業人や持続できる研究者の資質を育成する。
    • 6)留学生の日本語コミュニケーション力を高めるために、留学生に対する個別指導を行う。
    • 7)少人数によるアクティブラーニングや文献講読、研究発表等を通じて、持続的に研究する力、問題解決能力、コミュニケーション能力、発信力を修得する。
  • 2.英米言語文化専攻は、イギリス文学、アメリカ文学、英語学、英語教育学の4分野からなり、いずれもテクストの読解力養成と専門知識の獲得を学びの基礎に置きます。さらに、英米の言語と文化を深く理解し、優れた問題解決能力を有する高度な専門的職業人として国内および国外で活躍する人材を養成します。
    • 1)イギリス文学分野に関する科目は、英文学史上一時期を画した詩人、小説家、戯曲家などをとりあげて文学研究の方法論や批評論を参考にしつつ、その生成と特性を解明する。
    • 2)アメリカ文学分野に関する科目は、19 世紀以降 20 世紀の小説研究を中心におき、現実の社会や文化とのかかわりを考究する。
    • 3)英語学分野に関する科目は、従来の文献学的研究方法から現在の新しい言語学の諸方法に至る歴史を視野に置き、現代英語を中心に、研究方法の基本的な在り方を実践的に考察する。
    • 4)英語教育分野に関する科目は、第二言語習得過程、教師・生徒間の相互作用、英語教師の成長過程などの諸問題について、身近な教育環境の中から個別の事象を抽出し、定量的および定性的な観点から考察する。
    • 5)比較文学研究、比較文化研究、比較言語研究では、他地域と比較するという研究方法により、英米の言語や文化を多角的に考察する。
    • 6)少人数によるアクティブラーニングや文献講読、研究発表等を通じて、持続的に研究する力、問題解決能力、コミュニケーション能力、発信力を修得する。

【学修成果の評価の在り方】
  • 1.履修科目の学修成果は、シラバスに記載した成績評価の方法に基づき厳密に評価します。
  • 2.修士論文は、「言語文化研究科学位論文規程」「言語文化研究科学位論文規程細則」「修士学位授与方針、学位論文審査基準、研究指導方法」に基づき評価します。修士論文の予備審査は、研究科委員会で任命され た主査と2名の副指導教員により行い、口頭試問は主査と副査2名で行い、公開とします。修士論文の評価は、研究科委員会において、「学位論文審査基準」と照合し、多角的かつ厳格に審議します。

人間生活学研究科

人間生活学研究科においては、現代社会で人間生活の諸問題に実践的に対応できる専門的職業人や研究者を養成するために、以下の方針によって教育課程を編成します。

  • ・人間生活学を総合的に研究し、本学の建学の精神であるキリスト教主義にもとづく広い視野を獲得するために、生活文化学・生活科学両専攻の学生が履修する「共通科目(専門基礎科目、専門関連科目)」を設置します。
  • ・生活文化学専攻においては生活経営、生活文化、生活造形、生活科学専攻においては健康形成、健康管理、生活環境、地域環境に関する科目を大講座制のもとで開講します。
  • ・社会人の再教育や生涯学習の機会を提供するため昼夜開講、男女共学とします。
  • ・修士論文・設計の指導を単位化し、一貫した修士論文・設計指導を実施します。
【学修内容・学修方法】
  • 1.生活文化学専攻は、生活経営、生活文化、生活造形に関する科目をもって構成され、高齢化・情報化・国際化・価値観の多様化などの進む現代社会において人間生活がどのように経営され、その基盤の上にどのような生活文化が展開するかを、体系的、専門的に研究します。
    • 1)生活経営に関する科目は、人間が精神的、経済的に自立して生活を営むための諸研究で、人間生活の諸事象を経営・経済・法律の観点から構造的に究明する。
    • 2)生活文化に関する科目は、人間が各時代、各地域で営んできた生活向上への努力とその成果についての諸研究で、まず日本・アジア・アフリカ・欧米の生活文化と比較し、国際的特質についての研究を進める。
    • 3)生活造形に関する科目は、人間生活の文化的側面を芸術・造形の立場から取り上げ、特に日常の住生活および衣生活における機能と美の創造を追究し研究を深める。あわせてこれらに用いられる材料およびその性質についての研究を進める。
    • 4)生活文化学特別研究では、研究テーマに応じて論文・設計指導教員(複数の教員の場合もあり得る)のもとで修士論文・設計作成のための課題研究を行う。生活文化学特別研究 I は 1年次後期からの履修であるが、1年次前期から論文・設計指導教員の履修指導・研究指導を受けることができる。
    • 5)少人数によるアクティブラーニングや文献講読、研究発表等を通じて論理的思考や問題解決能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を修得する。
  • 2.生活科学専攻は健康形成、健康管理、生活環境、地域環境に関する科目をもって構成され、現代生活における人々の健康な生活と、そのために必要な快適な環境についての諸問題を生活科学的側から研究します。あわせて衣・食・住の生活をとりまく環境条件に関する高度な知識と技能について研究を進めます。
    • 1)健康形成、健康管理に関する科目は、長寿社会での人間の発育・加齢にともなう栄養学的諸課題を総合的に展望し、個人と社会のそれぞれのレベルにおける健康づくりの方法について現象面のみならず、人間の暮らし方の問題を含めて研究を進める。
    • 2)生活環境、地域環境に関する科目は、衣食住に密接した身近な環境創造を研究するとともに生活環境に近接した環境(近環境)創造を研究する。そこでは自然との共生を主題にした建築学的な環境設計、生活を取りまく化学物質の人体への影響、食品の経路と環境問題、衣材料と衣生活を環境創造に結びつける方法などの研究を進める。
    • 3)生活科学特別研究では、研究テーマに応じて論文・設計指導教員(複数の教員の場合もあり得る)のもとで修士論文・設計作成のための課題研究を行う。生活科学特別研究 I は 1年次後期からの履修であるが、1年次前期から論文・設計指導教員の履修指導・研究指導を受けることができる。
    • 4)少人数によるアクティブラーニングや文献講読、研究発表等を通じて論理的思考や問題解決能力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を修得する。

【学修成果の評価の在り方】
  • 1.履修科目の学修成果は、各科目のシラバスに示された学修目標について、主に試験・レポートで評価します。
  • 2.研究能力の評価は、修士論文の作成段階に応じて研究の実施状況や学内外での研究発表により行います。
  • 3.修士論文・設計は、複数の教員による論文審査と口頭試問(公開)を行い、「学位論文審査基準」と照合し厳格に評価します。