児童教育学科学科ニュース

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児童教育学会秋期講演会が終わりました

2021.11.09 学会

児童教育学科では10月30日(土)、児童教育学会秋季講演会を開催いたしました。

講師には、日本女子大学名誉教授・東京大学客員フェローの坪能由紀子先生をお迎えし、2021年度秋期講演会&クリエイティブワークショップとして開催いたしました。

このたびは、感染者数も落ち着いてきている中での開催でしたが、最善の感染対策をと、対面で参加する学生を学会役員のみにおさえ、他の学生にはYoutubeライブやZoomなどを活用し、同時配信を行うという形での参加となりました。遠隔からは126名の学生の参加がありました。
 

会は2部構成となっており、第1部の「クリエイティブ・ワークショップ―誰にでもできる音楽づくり」では坪能先生をファシリテーターに、みんなで体や楽器を使いながら、自由にリズムやメロディを奏でました。
学生たちも最初は少し堅さも見えましたが、次第にリズムやメロディを奏でること、みんなといっしょにアンサンブルすることの楽しさを感じていったようで、たびたび笑顔も見うけられました。
坪能先生のお人柄とお考えに支えられて、学生たちも音楽づくりの楽しさを感じられたようです。


【写真1】 手拍子でリズムを創っているところです。中央の学生がコーディネーターをしています。

 


【写真2】 ドレミ#ファ#ソ#ラ(全音階・半音がない音階)を使って、即興的に旋律づくりをしています。

第2部の「講演会―「音楽づくり」の可能性」では、映像を使いながら、先生のこれまでの実践経験を踏まえて、子どもたちの音楽表現の豊かさ、そしてそれらを支える保育者の受容的姿勢の重要性について語っていただきました。
映像では、実際の子ども達の様子から、実感的に「音楽づくり」の可能性を感じることができたかと思います。

さらに本編終了後は、学生有志、学科教員によって、坪能先生を囲んで率直な質問、相談が寄せられました。
学生から「ピアノが苦手なのだけれどもどうしたらよいですか?」との問いに、坪能先生は「ピアノにこだわる必要はない。世界ではむしろギターの方がメジャーになってきている。さまざまな方法があり得る」と励ましていただきました。

学生のみなさんには、本会を通して、少しでも「音楽づくり」の楽しさを感じ、今後の活動に活かしていってもらえたらと思います。

本会の準備をされた学会役員のみなさん、お疲れさまでした。


【写真3】講師を囲んで記念撮影。(撮影時のみマスクを外しています)

 

春の児童教育学会の様子はコチラ