教員紹介
在学生へのメッセージ
言葉は灯りです。思いを言葉にするそのたびに、言葉に耳を傾けるそのたびに、あなたのいるところが少しずつ明るくなってゆきます。
この大学で、たくさんの言葉に出会えますように。
高校生へのメッセージ
目的地には、早く着くよりもゆっくり着く方が実りが多いようです。ゆっくりで大丈夫。
「おすすめの本」または「おすすめの映画」はなんですか?
A.須賀敦子『コルシア書店の仲間たち』
須賀敦子さんのイタリア留学時代を描いたエッセイです。本当の意味で人と出会い、人や社会が見え始める若い日々のことが綴られています。これを読んでいると、自分が学生時代を過ごしたのはイタリアでなく東京でしたのに、その頃出会った人々、体験したさまざまなことやそのときの気持ちがありありと思い出されて、懐かしくも切ないのです。
学生時代の思い出やエピソードを教えてください。
A.手荷物が3つ以上になると必ず一番大事なものを置き忘れてしまいます。帰省のたび新幹線の駅の遺失物預かり所のお世話になっていました。
先生の趣味や休日の過ごし方を教えてください。
A.鳥の声を聞いて、その名前が分かるようになりたいと思っています。休日は、家の小さな庭にいて、昨年植えたつるバラの花が咲くのを楽しみにしています。
広島女学院大学の教員としての1番の醍醐味はなんですか?
A.まるで物語の中にいるような美しいキャンパスの中で毎日過ごせることは、何よりの喜びです。