オープンセミナー(体験型)を開催しました
2025.09.05 楽しさ発見 授業 オープンキャンパス
8月8日(金)、管理栄養学科にてオープンセミナー(体験型)を開催いたしました。
多くの参加者に来ていただき、本学での学びを実際に体験しながら、授業方針や内容を知っていただく機会となりました。体験型のオープンセミナーを通して、そのまま入試出願へとつなげることも可能です。
今回は、管理栄養学科の特色を活かし、「健康栄養コース」と「食品開発コース」の2つのプログラムを実施しました。
健康栄養コース:「小学生のやせ」について考える
本コースでは「人のために役立つ食支援」をテーマに、小学生のやせを題材としました。
1〜2時間目では食事と脳の関わりについて学びました。脳の構造や役割、食事によって脳がどのように働き、感じているのかを多角的に理解する授業が行われました。そして3〜4時間目には管理栄養士の立場から「食べることが難しい方にどのような支援をすればよいか」をグループごとに検討しました。
最後には、各グループで考えた支援方法を発表し、真剣に取り組む姿が見られました。参加者同士の交流や、教員に直接質問できることも本セミナーの大きな特徴です。
食品開発コース:売れる商品はどう生まれるのか?
本コースでは、対象者に合わせた食品開発の意義や工夫について考えました。
1〜2時間目は商品開発の基本を学び、「誰のために開発された商品か」という視点で実際にアイスクリームを試食しました。さらに、食品表示から対象者を予測するなど、身近な商品を通じて新しい気づきを得る時間となりました。
3〜4時間では、「より魅力的な商品にするにはどうしたらよいか」をテーマにグループワークを行い、最後に発表を実施しました。
参加者は商品開発者の視点に立ち、商品の特徴や対象者を踏まえながら工夫を重ねる難しさと面白さを実感していました。
◆ まとめ
今回のオープンセミナー入試(体験型)では、「誰一人取り残さない」食支援をテーマにした健康栄養コースと食品の魅力と可能性を探った食品開発コースの2つの切り口から、管理栄養学科の学びを体験していただきました。
本学科では、教員との距離が近く、授業の内容について質問がしやすい雰囲気があります。また、グループワークを通して学生同士が協力し、主体的に学びを深められることも大きな特色です。
今回の体験を通じて、参加者の皆さんが大学での学びをより具体的にイメージし、今後の進路選択に役立てていただければ幸いです。