栄養チャレンジ・ラボ ~活動発表会~
2023.07.31 授業
管理栄養学科では、オリジナルの実践型授業である『栄養チャレンジ・ラボ』が今年も前期に開講されました。1年生は、脳科学の視点から、食行動やおいしさを感じる仕組みを探求する「脳科学ラボ」、食育活動を通して食の大切さを伝え、人と関わる喜びを体験する「食育ラボ」、食品開発の基礎を学び、魅力あるモノ作りに挑戦する「食品開発ラボ」、この3つのうちから1つを選んで受講しました。
はじめに関連の基礎知識を学んだ後、自ら調査や企画・立案をしてグループワークを行ない、活動に打ち込み、得られた結果の解析や考察を深め、その成果を7月22日、大教室でグループごとに発表しました。1年生による短期間の研究活動成果の発表でしたが、4年生の卒業論文発表会を思わせる内容でした。1年生たちは、自信をもって、口頭発表と質疑応答に臨んでいました。
今年は合計10題の発表がありました。
【脳科学ラボ】
①グループ 演題:『冷たいアイスクリームと溶けたアイスクリームを食べた時の甘味の感じ方の違い』
②グループ 演題:『体で感じる感覚の評価-ハッカ・唐辛子の評価-』
③グループ 演題:『仮想現実(Virtual Reality:VR)による味の変化』
【食育ラボ】
④グループ 演題:『主食・主菜・副菜をとろう(肉ランチ主菜)』
⑤グループ 演題:『食塩摂取量を減らしながら美味しく綺麗になろう!(肉ランチ副菜)』
⑥グループ 演題:『食品ロス削減につながる郷土料理を広めよう(魚ランチ主菜)』
⑦グループ 演題:『作りやすい郷土料理から地域の味を広めよう!!(魚ランチ副菜)』
【食品開発ラボ】
⑧グループ 演題:『食品開発の経緯説明』『酒粕とレモン香るムースタルト』
⑨グループ 演題:『酒粕香るバスクチーズケーキ』
⑩グループ 演題:『亀齢になったよ!からあげちゃん』
各グループの発表毎に、教員から複数の質問がありました。どのグループも自分たちの考えを自信をもって答えていました。主体的に取り組んで分かったこと、必要なことが、自分たちの言葉で述べられていました。
最後に各ラボの代表教員から講評がありました。それぞれの先生方の口から、とても素晴らしい出来であったことや、今後の成長への大きな期待が語られました。
活動発表会は大きな拍手をもって終わりました。これからも、さらなる成長を期待しています。