ヒロシマの思いをつたえる-木曜チャペル(7/5)の発表に向けて-
2018.07.02
3年生が、今週の木曜チャペル「群読と手話で伝える原爆詩」に向けて、練習に取り組んでいます。今年で4回目の取り組みになりますが、今回ははじめて手話を取り入れ、峠三吉の思いを手話で伝えたいと思います。
また、6編の詩の群読の結びには、栗原貞子「ヒロシマというとき」を持ってきています。代表の沖翔子さんは、「1945年8月6日、広島に原子爆弾が投下されました。しかし、栗原さんがこの詩で語っているように、南京虐殺、真珠湾攻撃、マニラ大虐殺など、日本には加害者としての歴史もあります。被害者であると同時に加害者でもある。私たちは、平和を考え、訴えるとき、この二つの側面を忘れずにいたいと思います。今年で、原爆投下から73年、広島に生きる者として、今の平和に感謝しつつ、原爆の惨禍を語り継いでいきたいと思います」と語っています。
小さな拙い取り組みですが、「たとえ微力ではあっても、無力ではない」という言葉を胸に、精一杯ヒロシマの思いを伝えられたらと思っています。一人でも多くの方々に木曜チャペルに足を運んでいただけましたら幸いです。