日本文化学科神楽鑑賞会-留学生を囲んで-
2019.10.02 その他の活動
9月21日夕刻に、日本文化学科神楽鑑賞会を開催、広島県立美術館地下講堂で、津浪神楽団による八岐大蛇を鑑賞しました。
この公演は外国人を対象に広く神楽の魅力を伝えようと企画・運営されているもので、地域の伝統文化の継承・発展のための大切な取り組みの一つです。また、また日本文化学科の授業「日本を伝える英語」に関わる貴重な学びの機会にもなります。日本文化学科所属の留学生3名、日本人学生6名、教員4名が鑑賞会に参加し、伝統文化を堪能しました。
また、日本文化学科1年生の松本初花さんが笛で出演しました。伝統文化を後世に伝える取り組みの一端を担う仲間の姿はたいへんいい刺激になりました。
参加した留学生からは、「登場人物の会話は全部は理解できなかったが、英語字幕があったので、ストーリーがわかってよかった」、「少し怖くて、とても面白かった」、「生の演奏が素晴らしかった」、「日本の神話に興味が持てた」、「機会があれば、また見たい」、「日本文化を知るために、神楽はぜひ見るべきだ」といった声が出ました。
また、一緒に神楽を鑑賞した日本人学生からも、「外国人の観客が神楽に真剣に見入っていて、あらためて伝統文化を継承されてきた神楽団の方々は素晴らしいと思った」、「歓声を上げ、顔をほころばせる外国の人を見て、神楽を味わうことは世界共通だと感じた」、「ますます神楽の力や魅力を感じるとともに、身近に神楽があることを誇りに思った」等の感想が寄せられました。