「コミュニケーション」をテーマにポスター発表 -TCシンポジウム京都大会-
2019.10.23 その他の活動
10月11日(金)、京都リサーチパークで開催されたTC(テクニカルコミュニケーション)シンポジウム京都大会において、日本文化学科の二年生二名が産学協同ポスターセッションで発表しました。
橋本未来さんの発表テーマは、「移り変わるコミュニケーション方法とそれに対する関わり方」。SNSによるコミュニケーションの場が急激に拡大し、対面コミュニケーションの機会が少なくなった現代社会、そこで起きる問題とその解決方法について提案しました。 総務省のデータを提示しての問題提起が効果的でした。
西岡聖奈さんは、「持続可能な未来のためのコミュニケーション」をテーマに、異世代間コミュニケーションの大切さについて述べ、その具体的実践を提示しました。少子高齢化が進む地域での花田植の取り組みと、中国新聞キャンパスレポーターとしての広報活動が、聞いてくださった方々の関心を呼びました。
多くの企業の方々や大学教員に囲まれての発表は、たいへん緊張するものだったと思いますが、二人とも、聞き手に伝えることを意識し、しっかり話せていたと感じました。講評の中でも、「面白かった」と言っていただけました。講評では、「いちばん苦労したところをいちばんさらりと伝えることが重要」、「だれに向けて発信しようとしているのか」や「どういうコミュニケーションを目指すのか」を明確にすることが必要というアドバイスが今後のスキルアップのための貴重な示唆になりました。また、他大学の上級生のみごとなポスターにも大きな刺激を受けたようでした。
発表後の自由交流の場でも、様々なご質問やアドバイスがいただけ、学ぶことの多い京都の一日になりました。 二人には、来週の「キャリアプランニングⅢ」で、ポスター発表を再現し、学んだことを伝えてもらう予定です。貴重な学びを、日本文化学科二年生全員で共有し、これからのコミュニケーション力向上につなげていければと考えています。