模擬授業で授業力を培う -国語科教育法Ⅰ~Ⅲ-
2019.12.06 授業紹介
3年生の国語科教育法の授業では、全員が50分の模擬授業に取り組みます。
国語教職課程では、1年生でスピーチとブックトーク、2年生で朗読とポスターセッションと、各授業の中に計画的に話す力、聞く力を培う場を位置付け、学修を進めています。また、ディベートやインタビュー、パネルディスカッション等を組み込んだ授業もあります。3年生の模擬授業は、これらの取り組みで身につけてきた力をフルに使って、「国語の先生」として「授業」に取り組むものです。
受講生は、学習指導要領を読み込み、実践例を参照して、学習指導案を作成し、授業に臨みます。
実際に授業をしてみることで、発問、板書、机間指導などの大切さとそれらに求められる技術がみえてきます。 写真の板書では、模造紙と黒板の使い分けを考えながら、よりよい提示の仕方を工夫しています。
生徒役の受講生にも書くことを求める参加型板書にも取り組み、書かせる場の設定、書かせ方や評価の在り方等について実践的に学んでいます。
これらの取り組みを通し、授業力を培っています。