日本文化学科学科ニュース

  1. HOME
  2. 学部学科・大学院
  3. 日本文化学科 ニュース

3/8 国際女性デーにちなんだイラスト、メッセージを募集したところ...

2021.03.06 その他の活動

3月8日は、国連が定めた国際女性デーです。毎年、世界各地で様々な記念行事や催しが開かれています。女性の日を祝うイベントを開く女子学生やジェンダー格差の解消を求めてデモ行進をする女性。そんなエネルギッシュな世界の女性たちの姿を毎年うらやましく感じていました。日本でも、確かに各地でイベントが行われていますが、残念ながら、国際女性デーの認知度はかなり低く「そんな日あったの?」と思う人が大半だと思います。3月3日のひな祭りがあるからいいではないかと思われるかもしれませんが、ひな祭りは、日本限定。3月8日は、世界規模で女性であることをお祝いできる日なのです。そして、ジェンダー格差のない平等な社会の実現に向けたアクションを起こす大切な日なのです。

ということで、ひそかに日本での国際女性デーの認知度をあげるべく、学生たちに、世界中の女性が平和に安心して活き活きと過ごせることを願ったイラストやメッセージを募集しました。この企画を思いついたのが2月の半ばすぎで、国際女性デーまで日にちがあまりなかったのですが、そんな中、賛同してイラストやメッセージを送ってくれた学生がいました。今回はそのイラストとメッセ―ジを紹介します。まずは、イラストです。

こちらは、世界の女性たちとのつながりを感じることのできるイラストです。1人1人の力は小さくても、つながることで大きなパワーが生まれます。つながりの輪が広がりますように。

こちらは、S.Cさんのやさしさがあふれるイラストです。見ているとほっとします。暴力や紛争の恐怖で苦しんでいる人々に、安心して穏やかな気持ちで過ごせる日が訪れますように。

こちらも、かわいらしく活き活きとしたイメージが伝わります。1人1人が感謝と敬意の気持ちを持ってミモザの花にように明るく生きられますように。

忙しい中、私の呼びかけに応じ、女性の幸せへの願いをたくさんつめた、すてきなイラストを作成してくれた学生に心から感謝します。

そして、次のようなメッセージももらいました。

「世界中のすべての女性が平等に教育を受けることができ、安心して暮らすことができる社会になりますように。」

「女性が安心して生きられる世界を、私たちで作っていく。」

「女性と男性が『同じ目線の高さ』を実現できますように。」

想いを言葉にすることは、社会を変えるための第一歩です。メッセージをくれた学生にも心から感謝します。

なお余談ですが、HAPPY WOMAN 実行委員会が表彰する2021年のHAPPY WOMAN AWARD for SDGs個人部門では、女性の力による持続可能な社会づくりに向けた挑戦や活動を行い、今後を期待できる個人として7名の女性が表彰されました。その中には、サンリオのキャラクター「キティちゃん」も入っていました。キティちゃんの愛らしい姿も、私たちをハッピーな気持ちにさせてくれます。1974年生まれのハロー・キティちゃんは、現在、SDGsの活動に取り組んでいます。どんな活動かは、hellosdgs.comを見てくださいね。

(文責:渡邊ゆかり)