【KEG Class Profile(授業紹介)】基礎英語(前編)
2023.01.16 授業紹介
今回のウェブニュースでは「基礎英語」の授業を紹介します。「基礎英語」は、グローバル社会を生きていくために必要とされる基礎学力を身につける共通教育科目の1つであり、全学1, 2年生が週2回授業を受講しています。英語の4技能(聞く・話す・読む・書く)の基礎を学ぶこと、中でもコミュニケーション能力の育成を目指しています。
1つのトピックにつき4回の授業で、関連する語彙や表現を学びます。4技能をバランスよく身につけるための様々なアクティビティを取り入れ、インプットに続いてアウトプットしていくことで、机上の学びではなく、生きた学びにつなげていくことが基本です。
Talking about the daily routine
今回は、国際英語学科英語文化コースの「基礎英語」の授業の様子を実際に紹介します。教室を覗いてもらうと、学生がペアワークやグループワークの中で絶えず英語を話したり聞いたりしている様子が伺えます。
Group work during the Halloween competitive games
また、文化を学ぶことは言語習得には欠かせない重要な要素です。「Food and Drink」のユニットでは、グループごとに国を選び、その国の場所や有名な観光スポット、さらにその国の料理を調べて発表しました。その際料理については、料理番組のように「煮る」「刻む」などの語彙を使って視聴者(クラスメイト)に料理を教える課題も加えました。各グループそれぞれ、その国の言葉で挨拶をしたりBGMを流したり工夫を凝らして楽しくプレゼンテーションを行いました。
Hairdo on the day of the group presentation on Chinese cuisine during the unit "Food and Drink"
10月末にはHalloween、12月最後の授業ではクリスマスをテーマに授業を行い、英語でコミュニケ-ションをとりながら、それぞれの文化、関連する語彙を学びました。
1年生のクラスではグループごとにクリスマスのアクティビティーを準備し、英語でルールを説明、実施し、笑顔いっぱいの時間になりました。クラス全員が責任を持ってゲームや絵本の読み聞かせなど様々なイベントを用意し、全て英語でコミュニケーションを行うという経験をする中で見られた、学生一人ひとりの自信に満ち溢れたきらきらした表情が印象的でした。
Christmas activities led by students
今回はコミュニケーションを主体とした英語4技能の基礎力を高める「基礎英語」の授業の一端をご紹介しました。
後編では、「基礎英語」のもう一つの「柱」であり、学生が授業外で自発的に取り組んでいく「X-Reading」の英語活動について詳しく紹介します。