生活デザイン学科学科ニュース

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グローカルフィールドワーク報告➁

2025.11.12 学生生活 地域デザイン領域

生活デザイン学科では大学内での学びだけでなく、学外にも積極的に出かけ、現地での学びを経験することによって、実態を知り、より深い考察や提案ができるような授業があります。今回は地域デザイン領域の学生が多く参加する「グローカルフィールドワーク」を紹介します。

今年のグローカルフィールドワークは近世から近代、現代の日本の旅と観光をメインテーマに、兵庫・石川・富山・岐阜・長野・東京の各都県で、前近代からの旅先だった温泉街と社寺、その周辺の古い町並み、世界遺産を含む日本の観光資源・地域資源、迎賓館のいまとむかしなど歴史・文化にかかわる文化財・施設・町並みを見学するとともに、各自設定のテーマについて実地調査を行うことを目的としています。8月下旬から9月上旬にかけて11泊12日の旅程で、第1日目の報告はこちらからご覧ください。

今回は学生による2日目の様子の報告です。

<学生による報告>

2日目:小松市・和倉温泉

午前中は小松市内の城下町を見学しました。小松城跡や子ども図書館、寺が集まっているエリアを散策しました。特に、こまつ曳山交流館では、子ども歌舞伎の存在を知り、贅を尽くした山車のそのすごさに感心しました。

曳山は祭りのたびに一度解体し、また組み立て直すそうで、そこに込められた労力と伝統に驚かされました。歌舞伎に出られるのは曳山を出している町内の子どもだけとのことで、各地で伝統行事や祭りの後継者不足が深刻な中、町外の人の力を借りずに祭りを維持できていることは貴重だと感じました。

午後からは2024年1月1日の大地震とその後の余震、さらにはたびたび大雨の被害にもあっている能登半島に行きました。のと鉄道に乗り、能登鹿島駅では美しい海を眺め、能登の自然の豊かさを初めて知りました。宿泊は和倉温泉で、肌がすべすべになる湯に入り、夕食も楽しく美味しくいただきました。和倉温泉は飲むこともできる温泉として有名で、今回は挑戦しませんでしたが、次に訪れる時はぜひ試してみたいです。

(MK・EM・AS)

3日目の報告もお楽しみに!



学生のさまざまな活動や資格取得に関わる授業については学科公式インスタグラ、 建築士課程インスタグラムで随時配信しています。
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今後は、11月21日(金)にイブニングオープンキャンパス、12月7日(日)にクリスマスオープンキャンパスがあります。

学生の作品や学びの様子がよくわかる、と来場者から好評です!ぜひ、生活デザイン学科でやってみたいことを見つけませんか?

お申し込みはこちらから!