【学生による活動報告】 世界一周中のイタリア人のゲストを迎えて
2025.07.11
学生による学生生活に関する記事が届きました。学外からの訪問者があったようですが…どんな方がいらしたのでしょう?
6月6日(金)に、イタリアのフォッジア大学の卒業生で、自転車による世界一周旅行を行っているステファノ・ラ・トーレさんが、本学を訪問されました。この訪問は、フォッジア大学の国際関係部局から、ステファノさんの活動に関して、本学に連絡があったことから実現しました。ステファノさんとの交流会には、生活デザイン学科と国際英語学科の学生と教員が参加しました。
フォッジア大学は、イタリアのプーリア州にある大学です。イタリアは、ブーツの形にたとえられますが、プーリア州は、そのブーツのかかとの部分にあたります。フォッジア大学は、1999年に創設された新しい大学で、約11,000人の学生を有する公立の総合大学です。学士課程25、修士課程16のプログラムが設置され、多くの学生が留学し、多くの学生を受け入れています。
交流会では、ステファノさんが、約3年にわたり、南アフリカから、東アフリカ、中東、インド、東南アジア、そして、日本にいたる激動と波乱、人々の優しさなど、一言では言い尽くせない旅の様子を話してくれました。
Ringraziamo Stefano e l'Università di Foggia per averci dato l'opportunità di ascoltare il prezioso racconto del giro del mondo in bicicletta.
Auguriamo a Stefano un buon proseguimento del viaggio e che tutto vada per il meglio.
ステファノさんは世界を旅する中で、長時間水が飲めなかったり、マラリアに罹ってしまうなど多くの困難を経験したそうです。「とにかく行動に移すことが大事」だという言葉が、とても印象的でした。
アクションを起こせば困難もたくさんありますが、乗り越えることで成長につながります。美しい景色や人との出会いという素晴らしい経験もまた行動の先にしかなく、チャレンジこそが今を生きる鍵であることを教えていただきました。(H.I.)
交流会で、ステファノさんが広島の次は松山に行くと聞いた時、折角なら、私の地元の呉市を通っていただきたいなと思っていましたが、勇気が出ず話しかけることができませんでした。ところが、大学からの帰りの広島駅行のバスの隣の席に、ステファノさんが座ってこられました。ステファノさんの方から話しかけてきてくれたので、翻訳アプリに頼りながらも、勇気を出して呉市をおすすめしたところ、思いのほか話が弾み、広島駅に着くまで、貴重な時間を過ごすことができました。(H.H.)
H・Iさん、H・Hさん、報告ありがとうございました!
生活デザイン学科では地域デザイン領域やインテリア・住居・建築領域で、海外フィールドワーク、国内フィールドワークを実施しています。いろいろな地域に行って、その土地の文化、社会、建築やファッション、人々の暮らしを見ることは自分自身の生活を見直すきっかけになります。また、フィールドワークに行かなくても学内に今回のように海外の方が来られてお話しする機会もあります。視野を広げる国際的な学びもある生活デザイン学科であなたの暮らしや思いを見直し、これからの生活を創っていきませんか?
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