【学生による実習紹介】教育実習
2024.09.24 学生生活
みなさん、こんにちは。学会誌編集部4年のM.Nです。今回は6月に行われた、教育実習について紹介します。
生活デザイン学科の教職課程では中学校・高等学校教諭家庭一種免許を取得することができ、4年生になるとこれまでの集大成として教育実習に行きます。私は、卒業校の公立中学校を訪れ、授業見学やクラブ活動、生徒指導、行事準備などさまざまな業務を経験させていただきました。
3週目に行った研究授業では、予期せぬハプニングやトラブルに直面しましたが、生徒とのコミュニケーションを大切にしながら乗り越えることができました。教育実習を通じて、学校現場でしか得られない貴重な経験や生徒から学ぶことがたくさんあり、充実した3週間となりました。
以下は実際に私が研究授業で使用した掲示シートです。準備は大変でしたが、授業の進行をスムーズにし、生徒たちの興味を引くことができました。
また、同じく卒業校を訪れた2人の学生にインタビューを行いました。
生活デザイン学科4年 M.Kさん
Q.教育実習先
A.公立中学校
Q.最も印象に残っているエピソード
A. 授業です。授業をするにあたり、自分が教える範囲を研究し、どのように教えたら子どもたちが理解してくれるのかを考えながら準備をすることや授業を行うことが大変でした。
Q.直面した課題やエピソード、またどうやって乗り越えたか
A.指導案の作成が大変でした。ですが、授業の回数を重ねるうちに授業でやりたいことが明確になっていき、乗り越えることができました。
Q.教育実習を通して生徒や先生から学んだこと
A.教員としての責任感やコミュニケーションの大切さを学ぶことができました。
Q.これから教育実習を迎える後輩へのメッセージ
A.指導案の作成や授業の準備は大変だと思いますが、毎日を大切にして沢山の生徒と関わることを意識しながら頑張ってください。
生活デザイン学科4年 M.Mさん
Q.教育実習先
A.私立中学校
Q.最も印象に残っているエピソード
A.調理実習で味噌作りをした事です。
私は4回授業した中で、調理実習の授業を行いました。座学とは違って、実習のための準備や調理時間などを考慮しながら考えた指導案作りなど大変でしたが、生徒の皆さんが楽しく実習に取り組み、今後の学習に活かしていきたいと振り返って貰えたので、とても印象的でした。
Q.直面した課題やエピソード、またどうやって乗り越えたか
A.直面した課題は、調理実習や被服実習など実習を伴った模擬授業を行ったことが無く、説明方法や時間配分などをどのように行ったら良いかが分からなかった点です。
これらを解決するために、何度も担当の先生方と指導案を修正しながら、実習のシュミレーションを行ったり、授業をするクラスがどんな雰囲気なのか理解するために何度も授業観察を行ったりしました。
Q.教育実習を通して生徒や先生から学んだこと
A.教育実習を通して、教科の専門知識はもちろん、改めて教員としての責任感やコミュニケーション能力の大切さなどを学ぶことができました。また、朝礼や学校行事に沢山参加させていただき、学校運営についても学ぶことができました。
Q.これから教育実習を迎える後輩へのメッセージ
A. 私は、何度も教壇に立って授業をする練習をしても、授業が始まるととても緊張しました!しかし、生徒の皆さんは一生懸命に授業を聞いてくださるので、しっかりと事前準備をし、上手くやろうとせず自信を持って、楽しい授業を行ってくださいね!始まるまではとても大変だと思いますが、3週間過ごして振り返ると、貴重な経験と時間を送ることができたな、と感じれると思います!心から応援しています!
M.KさんM.Mさん、インタビューにご協力いただき、ありがとうございました!
教育実習を控える3年生や将来教員をめざす皆さんは、この記事をぜひ参考にしていただければと思います。