「住居・建築設計実習Ⅱ」第1課題講評会
2022.05.24 受験生向け インテリア・住居・建築領域
実験実習アシスタントのYさんから、2年生科目「住居・建築設計実習Ⅱ」についての紹介が届きました。先日行われた第1課題の講評会の様子を覗いてみましょう。
今回の設計内容は、「あの人」のために趣味の空間を設計する、というものです。
「あの人」とは、本人以外で学生がよく知っている、具体的な人物を設定します。そして「あの人」の趣味に必要な物、収納、適切な動線、機能など設計に必要なことを考え、12×8m の敷地内に空間を設計します。また、内部の空間だけでなく、外部の空間も設計も行うことが設計条件です。
「住居・建築設計実習Ⅰ」の授業では、図面のトレースなどを主に行い、基本的な図面の書き方や、線の引き方を学んできました。そのため、今回の課題は、多くの学生にとって自身で課題の内容を踏まえて1から設計する、初めての経験になったようです。
<プレゼンボード>
出題から発表まではゴールデンウィークを含む日程だったため、学校に来て作業をすることが難しい状況でした。そこで、平行定規など、自宅で製図を行うために必要な道具を借りて、自宅で図面を進める学生も多く見られました。
講評会では、一人当たりの発表時間は2分間で空間のコンセプトや、「あの人」の趣味についてなどを発表しました。
人前で発表することにあまり慣れていないのか、緊張した様子の学生もいましたが、無事発表することができました。
<発表の様子>
<作品模型>
<先生方からの総合評価を聞く様子>
最後に次回の設計内容が発表されました。第2課題は「小空間の設計」ということで広島女学院大学の守衛所付近の設計を行います。
次回の課題では、今回の設計で学んだことを生かし、学生同士が切磋琢磨することで更により良いものをめざしてほしいと思います。
(実験実習アシスタント Y)
Yさん、報告ありがとうございました。実験実習アシスタントならではの視点で、学生さんの課題に向き合う姿勢が具体的に見えてきましたね。
実習の様子は生活デザイン学科公式インスタグラム、ツイッターでも配信しています。どんなふうに課題に取り組んでいるのか更新していますので是非ご覧ください。
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