「住居・建築設計実習Ⅳ」第1課題講評会
2022.06.22 受験生向け インテリア・住居・建築領域
広島女学院大学の生活デザイン学科建築士課程では、さまざまな実習課題に学生たちが取り組んでいます。
今回は3年生科目「住居・建築設計実習Ⅳ」について、実習アシスタントのYさんから記事が届きました。
第1課題の設計内容は、広島女学院大学のキャンパス内に教会を設計する、というものです。
この教会で求められる空間は、礼拝を行う空間のみとされているため、大変自由度が高く、それぞれの学生が思い描く「祈りを捧げるために相応しい場」を考えて設計することが求められます。
これまで設計してきた課題と使用用途が大きく異なっており、機能や必要諸室等が明確に定まっていない課題でした。抽象的な概念である「祈り」について考えなければならない今回の課題はなかなか設計案が浮かばない、という学生が多かったようです。
また、今まで作成してきた課題に比べ、模型のサイズがとても大きく、自宅から持ってくる際などに壊れてしまった、という声が聞こえてきていました。
しかし、模型のサイズが大きい分、完成した時の達成感は大きかったことと思います。
机に並べられた模型作品
発表の様子
発表後の講評
保存作品模型
第2課題は袋町公園付近を敷地とし、メディアセンターを設計します。
次回の課題でも学生それぞれの考え方をうまく設計し、コンセプトや考えをうまく伝えることができるといいですね。
Yさん、報告ありがとうございました。学年が変わると、どんどん規模の大きなものを考えるようになるんですね。
先日行われたオープンキャンパスでも、1年生から積み上げた実習の作品がたくさん展示してありました。
今後のオープンキャンパスでも展示予定ですので、ぜひお越しいただき、建築士課程1年生からの成長の足跡をごらんください。
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