生活デザイン学科学科ニュース

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「住居・建築設計実習Ⅱ」第2課題講評会

2022.07.31 受験生向け インテリア・住居・建築領域

生活デザイン学科の建築士課程ではデザインに特化した住居・建築設計実習が特徴的な授業の一つです。
2年生で履修する「住居・建築設計実習Ⅱ」の第2課題の講評会の様子が、実習アシスタントのYさんから届きましたので、ご紹介します。

 


今回の設計内容は、小空間の設計です。
設計内容は、広島女学院大学に訪れた時に一番初めに出会う建築である、守衛所とその周辺を設計する、というものです。
現在の守衛所のサイズ(約4.75m×3.0m)を参考にしながら、必要な機能を入れて、自由な発想で設計しました。

この課題では、ランドスケープも含めて設計を行うため、学生は多くのことを考えなければなりませんでした。
芝や、コンクリートなど、特徴のある素材をどう表現するか、とても考えている姿が見られました。特に広い面積を占める芝は、どんな表現にするかによって全体の雰囲気が大きく変わるため非常に重要です。

前回の課題よりも短期間で製作しなくてはならなかったため、学生たちはとても大変そうでした。また、敷地が特徴のあるものとなっており、高低差があるため、模型作成の際に苦戦している様子が見受けられました。


紙粘土を使用した模型


芝生を表現した模型


リメイクシートを使用した模型


保存作品模型作品

講評会では、模型や、図面をどのように表現するべきかをそれぞれの学生が試行錯誤し、自身の納得のいくものを考え発表していました。
今回も前回と同じように、最後に次回の設計内容の発表がありました。
第3課題は「森の家・湖の家」ということで、森、もしくは湖に面した住宅の設計を行います。
次回は最終課題ですので、これまでに学んだことを次回の課題でも活用してほしいと思います。

 


半年の授業期間に3つの課題をこなしていくスピードに驚きますが、学生が頑張って取り組んでいる様子がわかりますね。
これまでの実習授業で選ばれた保存作品はオープンキャンパスで披露されています。写真でも迫力はありますが、ぜひ実物を見においでください。
細かなこだわりを発見するとまた面白さが見えてきますよ!

第3回オープンキャンパスは7月31日(日)、私服来場歓迎の第4回オープンキャンパスは8月21日(日)にあります。事前申し込み受付中です!

また、日曜日の来場が難しい方にはイブニングオープンキャンパスも企画しています。

高校生の皆さん、沢山のご来場をお待ちしています!