企画・実践力を養う!野外活動指導者養成講座への参加
2019.06.17 地域デザイン領域
生活デザイン学科地域デザインでは、「社会教育課題研究I」の授業において、国立江田島青少年交流の家(以下、交流の家)「野外活動指導者養成講座」プログラムおよび広島大学との連携で実習を行っています。
この実習により、「社会教育主事」資格取得に必要な技能や企画・実践力を身に付けるとともに、ボランティア・リーダーや野外活動指導者に必要な力を身につけることができます。
今年度の受講学生4名が前期全3回の講座に参加しましたのでその様子をお伝えします。
受講生たちは、後期に実施されるキャンプ(小学生対象)を企画・運営します。
前期はそのための知識・技能の修得と、企画・立案を行いました。
例えば第1-2回は青少年教育施設の現状、青少年教育の重要性、ボランティアの意義などの講義を受けました。
また、アイスブレイク、野外炊事、海辺の生物観察の実習も行いました。
「楽しむ側」としても体験する一方で、「企画者」や「指導者」としての実施方法や安全対策について実践的に学びました。
第3回では、後期に実施するキャンプの内容を企画・立案しました。
第1−2回で身についた野外活動の知識や技術を実際のプログラムに反映させていく行程です。
子どもを取り巻く課題を考え、それに沿った目的となるように、長い時間をかけて話し合いを行いました。
今回の実習では技能や知識を身につけただけでなく、交流の家の専門職員の方々や他大生とのコミュニケーションのなかで、自分の長所や短所を改めて実感するといった場面もありました。
後期のキャンプ本番に向け、夏休みの間にも打ち合わせが続きます!