いよいよ「インテリアデザイン演習」始まる!
2019.07.05 インテリア・住居・建築領域
生活デザイン学科の授業「インテリアデザイン演習」が、今年度から始まりました。
前半は、インテリア空間の設計、後半は木製の椅子を実際に製作します。今回は、前半の松尾兆郎先生の担当授業より4作品を紹介しましょう。
第1課題 「住宅のリビングルーム」(4m×5m)のデザイン
A:「ENGLISH-STYLE LIVING ROOM」の作品ボード
地域の文化性・民族性から生み出された独自のスタイルから発想したインテリアです。英国調の特徴をうまく捉え、細部まで丁寧に検討されています。
B:「トゥーゲンハット邸風リビング」の作品ボード
建築家ミース・ファン・デル・ローエのデザイン技法から発想したインテリアです。単なる模倣に終わらず、自身のオリジナリティがうまく調和しています。
第2課題「中規模のシティホテルのロビー」のデザイン
C:「駄玩思屋」の模型
視線が通る造作と暖簾によって限られた空間を最大限に活かしています。ホテルのロビーの固定概念を良い意味で壊しています。
D:「OMOTENASHI風ロビー」の模型
和風のおもてなし空間を上手に演出しています。オリジナルの照明デザインが空間にアクセントを与えています。
インテリア空間は、自分でテーマを決めてデザインを行います。
・テーマは明快であるか?
・空間としてうまく表現されてるか?
・丁寧に作品が作られているか?
により評価されます。
インテリア空間には、正解はありません。作品ボードや模型により、様々な空間表現ができることがわかります。
さあ、授業後半ではどのような椅子の作品ができるのでしょうか?完成しましたら紹介しましょう。お楽しみに!