【学生による授業紹介】日本建築史(含住居史)
2020.09.23 インテリア・住居・建築領域
在学生による授業紹介の第2弾が届きました。本学科で学びを深めている皆さん、そして本学科に興味のある高校生の皆さんへのメッセージです。
こんにちは、生活デザイン学科3年 T.Nです。生活デザイン学会で学会誌編集に所属する建築士課程の学生です。
私がおすすめする授業は「日本建築史(含住居史)(2年前期)」です。
この授業は日本の建築の歴史について学ぶ授業となっています。建築士を目指している人達は必須授業になっていますが、この授業は建築士課程の人だけでなく興味がある人なら誰でも受講できるようになっています。
この授業のおすすめしたいところは神社やお寺、城など歴史的価値があるものだけでなく。平民や一般市民など地位が低い人達の当時住んでいた建物のことも勉強できるところです。その中でも私が受講した際に特に興味を持ったのは、ミニコラムのようなお話でしたが神社などの古建築の実測図作成についてでした。古くからある建物は老朽化の心配などがありますが、平面図などその建築物の資料が現存しない場合が多く、いちから資料を作成する必要があります。
その方法やこの授業に興味を持った方は是非後期の授業を受講してみてくださいね。
毎回授業開始時に下の写真のようなプリントが配布されるため、教科書などの購入は必要ありません。必要なのは筆記用具とプリントを挟むためのファイルがあれば大丈夫です。
T.Nさん、紹介ありがとうございました。
※配布された資料の写真については、この授業を担当してくださっている先生に掲載許可を得ています。
建築を通して広島が世界に誇る世界遺産のことについて知ることができる興味深い授業ですね。学んだ後にまた宮島に行くと違った視点で楽しむこともできそうです。地域の文化財や歴史に関心のある人はぜひ履修してみましょう。