児童教育学科学科ニュース

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山下京子教授が全国保育士養成協議会より会員校教職員表彰を受けました

2022.06.01 教員からのメッセージ

2022年3月、児童教育学科山下京子教授が、長年にわたる保育士養成事業への多大なる貢献に対し、一社)全国保育士養成協議会より、表彰を受けました。

山下教授は、25年の長きにわたって山口・広島両県の保育士養成に携わって来られました。専門の臨床心理学の知見を活かし、保育士のカウンセリング・マインドの育成、絵本を用いた臨床心理学など、特色ある講義や演習により学生たちの保育者としての専門性を高めてきました。また、障がい学生高等教育支援室の初代室長として、学生のニーズに応じた支援方法・体制を確立し、バリアフリー教育の精神を大学内に浸透させ、誰でも学びやすい学習環境を創り出すことに多大な貢献をなさいました。

表彰に寄せた山下教授のメッセージを一部ご紹介します。
子どもの心の声を聴くことのできる保育士を養成したいという思いで、保育士養成校での授業を担当してきました。子どもの心の声を聴くことは、心のケアにつながると考えているからです。とくに災害時には、心のケアは非常に重要だと言われています。阪神淡路大震災や東日本大震災における保育士の方たちの子どもに寄り添う献身的な働きが、子どもの心のケアに多大な貢献を果たしたことはよく知られています。子どもの心の声を聴くことは、子ども主体の福祉を推進する上でも重要だと考えています。」

山下教授の教えを胸に、これからも「子どもの心に寄り添う」保育者・教育者の養成に奮励してまいります。