管理栄養学科の食育サークルは、安芸太田町の特産品である祇園坊柿を用いた商品開発に取り組んでいます。2月13日(月)に、連携をしている地域商社あきおおたの方々に中間報告会を実施しました。
安芸太田町の産品調査や柿生産者さんとの収穫・加工体験から得たヒントをもとに、約5ヵ月試作を繰り返してきました。柿の特性に苦戦しながらも、8つのレシピを考案しました。
試食後には貴重なアドバイスやご意見をいただき、大変大きな励みとなりました。今後さらなるブラッシュアップを行い、春の商品化を目指して取り組んでいきたいと思います。
プロジェクトメンバーの感想
今回の中間発表会を通して、商品開発では味だけでなく、賞味期限の長さなども踏まえ、販売できるか否かを前提に考えることが重要であると学びました。また、ターゲット層の見直しや味の検討など、今後取り組むべき課題も得ることができました。今回の学びを持ち帰り、次回の試食会に向けて改良を重ねていきたいです。【M・K】
1月に行った内部試食会でのご意見・課題を踏まえて柿ピューレをより引き立たせられるように、食材に気を使いました。食材はスイーツの見た目や食感・味に大きく影響を与えるのだと実感しました。今回の試食会では地元の方々に自分が作ったスイーツを真剣に見て味わって頂き、貴重なアドバイスを頂き、より一層美味しいスイーツを作りたいという気持ちが強くなりました。この経験は「商品開発」について少し触れる事ができたと思います。それはこれからの社会人生活で大きく影響してくると思うので本当に貴重な体験をさせて頂き感謝しています。【H・E】
祇園坊柿の素材の味を最大限に活かし、かつ今までにない新しい商品を考案したいという思いを胸に日々試作に励んできました。私は対象者を若者に絞り、若者に興味を持ってもらえるように、見た目や商品名などもこだわって考えました。報告会では、私が考案した試作品のアピールポイントを十分に伝えることができました。私たちが考案した試作品を商品化をすることで祇園坊柿の良さが若い層の人達にも伝わればいいなと思います。【H・K】
初めて長期間のプロジェクトに挑みました。最初は自分が考えた商品が店舗で販売されるかもしれないことにとてもワクワクしていましたが、試作を繰り返すうちに、商品を考える難しさや考えた案を現実のものにする難しさを知りました。それでも少しずつ完成に近づくことが嬉しく、やりがいを感じました。中間報告会で自分が考えた商品の足りない部分やよい部分の意見を聞くことができたので、よい部分はさらに良くできるようにし、足りていない部分は改善できるように頑張っていきたいと思いました。【Y・K】
地域商社あきおおた様ありがとうございました。これからも開発に向けてどうぞよろしくお願いいたします。
安芸太田町での視察の様子については、ぜひこちらもご覧ください。
・安芸太田町で祇園坊柿の収穫・加工体験をしました(管理栄養学科食育サークル 祇園坊柿商品開発プロジェクト)
https://www.hju.ac.jp/faculty/nhp/information/N50NH-0402.php