1. HOME
  2. 大学からのお知らせ
  3. 焼け跡に立つ少女をモデルにした朗読劇「蛍火」に児童教育学科の学生が出演しました

大学からのお知らせ

2023年06月09日 活動報告 社会連携センター

焼け跡に立つ少女をモデルにした朗読劇「蛍火」に児童教育学科の学生が出演しました

2023年5月17(水)、18日(木)にJMSアステールプラザ中ホールにて上演されました朗読劇「蛍火」-ピカなんかに負けまあや-に、本学児童教育学科3年 三原奏子(みはらかなこ)さんが今日子役で出演しました。

三原さん(上記写真:前列 左から2番目)は中学と高校の部活動で演劇をしており、人前に立つことに関心を持っていました。本学の掲示板で「蛍火」のキャスト募集の知らせを見て、"自分が興味のあるお芝居で平和を伝えることに貢献できたら"と思い、今回の朗読劇に参加したそうです。

以前に学外で行われた広島県庁主催の「旧広島陸軍被服支廠の活用を考えるワークショップ」に参加し、幅広い年代の方々が平和について活発に意見交換をされている姿に影響され、自分も平和を発信する立場になりたいと思ったそうです。平和を「学ぶ側」から「伝える側」へ、この朗読劇をきっかけに今度は三原さんが発信していく立場へ活動の幅を広げられました。

「蛍火」に参加した感想について、"被爆した少女である今日子を演じることで、今まで学んできた原爆の悲惨さや被爆者の抱える苦しみが実際に1人の人生に降りかかったことなのだと実感することができました。体験したことがない、戦争や被爆の様子を演じるのは難しかったですが、私と同じように平和の想いを伝えたいと集まった仲間と意見を交換して助け合いながら演じることができました。大学生からプロの役者の方まで集まってチャリティーでこの劇を行えたことは本当に凄いことだと思います。これからも多くの人に原爆や核問題について考えて貰えるように、発信を続けたいです。"と語ってくれました。

2023年8月6日に朗読劇「蛍火」-ピカなんかに負けまあや-の公演動画がYouTubeに公開予定です。三原さんはYouTubeの動画を通して、国や人種を超えて多くの人にこの劇を伝えたいと思っています。ぜひ皆様にもご覧いただけましたら幸いです。