2023年06月22日 活動報告 宗教センター
「原爆の子の像建立記念式典」を行いました
6月10日(土)・11日(日)、4年ぶりに開催された「ひろしまフラワーフェスティバル」に本学は「折りづるひろば」として参加いたしました。
2日間の期間中に来場者の方々に折っていただいたたくさんの鶴は、学生たちが千羽鶴につないで、最終日16時より行った「原爆の子の像建立記念式典」で献納いたしました。
「原爆の子の像」は今年で建立65周年となりました。式典は毎年広島YMCA様と共催で行っており、今年は、約120名の方の参加をいただきました。
放送部の日本文化学科2年 白木陽和子さんの司会で、粟津原淳大学宗教委員長が聖書を朗読、広島YMCAチャプレンで日本福音ルーテル広島協会牧師の立野泰博先生が祈祷を行い、三谷高康学長と家守浩司広島YMCA副総主事がご挨拶を述べました。
続いて、参加者が見守る中、広島女学院大学から5,000羽、広島YMCA、全国のYMCAから寄せられた6,000羽の折り鶴を献納しました。
I PRAYの子どもたちによる戦争のない未来を願う創作劇・合唱が披露されたのち、折りづるひろば学生代表として児童教育学科2年宮本真琴さんと藤﨑日奈子さんから参加の皆様にお礼の挨拶をいたしました。
2人は、「今回の折りづるひろばでは地域の方々や海外の方、子どもたちなどたくさんの方との出会いがありました。一人ひとりの思いが詰まった折り鶴が集まり、その思いが千羽鶴となってつながり、皆さんの平和へ願いが後世に受け継がれていってほしいと思います。」と結びました。
最後に広島YMCA名誉理事長 黒瀬真一郎先生により、「原爆の子の像」についてご紹介いただき、会は無事終了いたしました。
折りづるを心をこめて折ってくださった方々、学生、教職員、関わったすべての人にとって、平和に思いを寄せる、貴重な時間となりました。