2023年09月13日 お知らせ
授業等における生成AIの使用に関するガイドライン(ver.1.0)について
2023.09.05
副学長 小林文香
総合学生支援センター長 市川知美
学生のみなさんへ
本学では、学生が生成AIの特性や問題点を理解し、適切な使用方法を理解してもらいたいと考えています。生成AIの使用について、以下のようにガイドラインを定めます。大学の学びや学内外での活動などの際には、ガイドラインに沿って適切に利用してください。
1.授業での利用については、履修科目の担当教員の指示に従ってください
授業科目には、学生の皆さんに身に付けてもらいたい知識・技能・能力などがあり、生成AIは、使い方によってこれらの能力向上の妨げとなります。授業での利用の可否については、各科目の担当教員の指示に従ってください。
2.生成AIが作成した文章などを自分の意見としては使用できません
生成AIが作成した文章などをコピー・アンド・ペーストして、試験・レポート・論文などに使用することはできません。これは、インターネット検索の結果や他人のレポートを丸写しすることと同じです。したがって、試験・レポート・論文等を作成する際、教員の指示に従うことなく生成AIを使用した場合は、不正行為となりますので、留意してください。
3.生成AIの回答に間違いがないか、自分で調べ、確認しましょう
言語系生成AIによって生成された内容には、間違いや偏見・差別的な内容が含まれる可能性があります。これまでのインターネット検索を用いた学修の対応と同様、生成AIの回答を鵜呑みにせず、必ず自分で内容を確認する必要があります。
4.著作権を侵害しないように留意しましょう
生成AIが生成した文章や画像等には、他者の著作物が含まれている可能性があり、そのまま利用することは著作権侵害となる恐れがあります。授業や課題で生成AIが生成した文章や画像等を利用することが可能な場合には、担当教員の指示に従い、著作権侵害にならないように生成AIの使用に関する事項を明記してください。
5.個人情報などを生成AIに入力してはいけません
生成AIに入力した情報は生成AIの学習に用いられ、他の回答結果に用いられる可能性があります。個人情報、未発表の研究成果などを生成AIに入力すると、情報漏えいの恐れがありますので、絶対に入力してはいけません。