私たちはウクライナに対するロシアによる侵攻を深く憂慮し、あらゆる軍事行動の停止と、ロシア軍の速やかな撤収を強く求めます。今も、子どもたちを含む一般市民への武力行使が行われ、尊い生命が犠牲になっています。また、住む家を失った人々、国外へ避難を余儀なくされている人々の不安な気持ちを思う時、心が痛みます。
私たちは被爆地ヒロシマにあり、神と共に働くものとして築いてきた学院の平和教育の歴史に立って、被害と苦難を受けているウクライナの人々、同時にロシア国内で反戦活動を続けている人々と連帯し、一刻も早い平和的な解決を心から願うものです。
2022年3月4日
広島女学院大学 学長 三谷高康
*本学では、戦争で被災したウクライナの人々に連帯するため、宗教委員会の呼びかけにより学内で募金を行っています。
(第一次として3月7日(月)~16日(水)。募金は現地や周辺諸国で行われている救援活動のために日本YMCA同盟を通して届けられます)