10月19日（火）13：00～13：45に、宗教センターとキャリアセンター合同で「海外で働く卒業生に聞く」オンラインミーティングを開催しました。
この企画はキャリアセンターとしての実施は今年度2度め、宗教センターと合同では初めて行われ、今回は1年生から3年生までの学生7名が参加する集いとなりました。

そもそも今回の企画は、イギリス・ケンブリッジ在住で、英国勅許公認会計士としてご活躍中の卒業生・石田美智子さんが「母校に何か恩返しがしたい」とご連絡をくださったことがきっかけではじまりました。
またとないお申し出に、さっそく建学の精神を学ぶ教育プログラムである「キリスト教の時間」（毎週火曜日13：00～13：45に実施）講師としてお迎えすることが決まり、ご講演は録画のかたちで、学内に限定して全員が視聴できるようにビデオ配信されました。
ご講演では、卒業後ドイツに渡り、かの地で仕事やパートナーと出会い、やがてイギリスのケンブリッジに移るまで、まるで小説のようなスリリングな展開が語られましたが、石田さんご自身のお人柄に引き込まれる内容でした。一人の女性が自らの人生を切り開くさまに、ご講演を拝聴した学生や教職員は、多くの発見や学びを得たことでしょう。

〈石田美智子さんによるご講演「答えは自分の内側に」の一場面〉

今回参加の学生たちは講演を聴いて、このミーティングへの参加に手を挙げてくれた学生たちですが、石田さんに今聞いてみたいことを思い思いに質問したり、ご講演への感想や感謝を口々に述べたりしました。

〈参加者一同（講師は左上・撮影時のみマスクをはずしています）〉

「海外で働くために必要なことは？」「人脈を広げるには？」「広島女学院大学で学んだことで役に立っていることは？」「海外と日本の文化や違い、困ったことは？」などの質問には、実際にケンブリッジに暮らし、働いている石田さんならではの、ユニークかつ心に響くお答えを頂戴しました。海外で活躍する先輩と直接やり取りできる貴重な機会となりました。

この日、日本時間13：00はなんとケンブリッジの朝5：00！
早朝からお仕事前の貴重な時間を割いて、優しく丁寧に学生たち一人ひとりに向き合ってくださった石田先輩、本当にありがとうございました。学生たちは、目の前のこと、目の前の人を大切にすることが、明るく開けた将来につながることを、そのお姿を通して深く学ばせていただきました。