今年の7月に発生した、静岡県、島根県の豪雨土砂災害を受け、「何か自分たちにできることはないか」と考えた学生の声をきっかけに、本学宗教センターが中心となり、豪雨災害支援を目的とした募金活動を学内で行いました。
声を上げた学生のひとりは、2018年に広島で発生した豪雨による土砂災害を経験したとき、他県の方々に支えていただいたことで、自身もできることをしたい、と考えるようになりました。
周囲の友人達から有志を募り、学内での募金の呼びかけや、本学で実施するキリスト教の時間や売店、学生対応部署への募金箱の設置、また8月に行われたオープンキャンパスでは、来場者の方にご協力を呼び掛けるなど、熱意を持って募金活動を行いました。
コロナ禍により、思うようにいかず苦戦することも多々ありましたが、多くの方にご協力いただき、合計で15,838円の募金を集めることができました。
募金は、日本赤十字社を通して、島根県と静岡県にそれぞれ寄付いたしました。
募金活動期間中も、再び大雨が広島を襲い、一部地域で被害が出ましたが、学生たちは「自分たちの住む街を自分たちの手で守っていきたい」と、気持ちを新たにしていました。
今後も、継続的に募金活動を行っていけるよう検討していく予定です。
オープンキャンパスでご協力いただいた来場者の皆様、本学教職員・学生など、募金にご賛同いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。
参加学生より
この度は、募金活動にご協力いただきありがとうございました。コロナ禍ということもあって、広範囲にわたる活動をすることは難しかったのですが、私自身とても貴重な体験をすることができました。今回の募金に携わっていただいた皆様、ご協力いただいた皆様に心からお礼申し上げます。(人文学部国際英語学科1年 中田愛美)