8月4日(火)に広島YMCAで行われた、ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)のベアトリス・フィン事務局長とのオンラインミーティングに、本学国際教養学科の原本莉那さん、三上彩海さんが出席しました。
二人は、これまでに広島YMCA主催のフィリピン・ワークキャンプやピースセミナーに参加しており、そのご縁で、この度の会に出席することになりました。
学生たちにとって、核兵器廃絶に向け、自分たちが何をするべきか、改めて考える時間となりました。
貴重な機会をご提供いただきました、広島YMCAの皆様に感謝いたします。
(昨年11月のサーロー節子さんとの交流会にも、本学学生がご招待いただきました)
参加学生の感想
私たちは「ピースセミナー」で様々な海外の⽅とお話をしましたが、国によっては抑⽌⼒のための核兵器が必要であると考える⼈もいます。そのため、核兵器が必要だと思っている⼈たちに対して、どのようにお考えか、またそういう⼈たちに、核兵器廃絶をどのように呼びかけることが必要だと感じるかを質問させていただきました。今回の対談を通じて、⾊々な⽅々に広島・⻑崎を一度訪れてほしいと思いました。これからも、⾃ら学ぶ姿勢、その意義について考えていくことが必要だと感じます。
国際教養学科4年 原本莉那
この度、ICANのベアトリス・フィン事務局⻑との対談に広島YMCA国際リーダーとして参加しました。スピーチでは、核兵器は⼒の象徴ではなく、恥の象徴であると強く若者に伝えられました。質疑応答の時間では、「世界には抑⽌⼒のため、核兵器が必要と考える⼈々がいますが、どう考えますか︖」と尋ねたところ、「核兵器を持つということは、使ってしまう可能性は、ゼロではないため、核兵器を持つとどうなる可能性があるかを考えていく必要がある」と訴えられました。まずは、私⾃⾝が世界の情勢や核兵器の恐ろしさについての正しい知識を⾝につけ、発信していくことが、平和への⼩さな⼀歩であると感じました。
国際教養学科4年 三上彩海