10月30日、ECCエアライン学院様をお招きし、エアライン業界セミナーが開催されました。
エアライン業界への就職を目指す、また業界の理解を深めたい約40名の学生が出席しました。
ECCエアライン学院講師で元国際線客室乗務員の森川幸恵様を講師にお招きし、エアライン業界の基礎知識、最新情報、採用状況、今後準備しておくべきことなどについてご講演いただきました。
語学力・コミュニケーション力・人間力の求められるエアライン業界において、具体的にどのような業務を展開しているのか、客室乗務員・グランドスタッフ・総合職・グランドハンドリングの仕事内容、応募要件、採用試験の流れなどについて、丁寧かつ詳しくご説明いただきました。
就職活動を間近に控えた3年生はもちろんのこと、航空業界に興味を持っている1・2年生も参加し、講師のお言葉に真剣に耳を傾けていました。
今年度、日本航空株式会社の客室乗務職として内定している4年生の中島美柚さんが就職活動の報告をしました。
中島さんがエアライン業界を志したきっかけは、幼い頃から飛行機や空港が大好きだったことと、留学先のアメリカから帰る機内で素敵な客室乗務員の方と出会ったことです。帰国後すぐにできることから始め、まずは姿勢や表情、言葉遣いに気を付け、美しい立ち居振る舞いを意識するようになりました。また、自分の価値観や日頃大切にしていることを明確にすることで、面接でも自信を持って話ができたそうです。内定の電話連絡を受けた時は、大学内で泣いてしまい、涙がでるほど真剣に目指していたのだとそのときに実感したそうです。
これからエアライン業界をめざそうとしている後輩に、自分の納得いく形で就職活動に臨んで欲しいとの熱いメッセージをおくりました。
その後、中島さんの他に、3年生の向井夏美さんと田邉莉子さん、2年生の卜部奈々さんの3人が参加して模擬面接を行いました。
本番さながら、自分の長所、強み、休日の過ごし方などを問答し、その後、回答内容や立ち居振る舞いについて森川先生からアドバイスをいただきました。面接官にインパクトを与えるために回答に盛り込むエピソードの工夫など、具体的な指導をいただき、有意義な時間を持つことができました。
このセミナーに参加した、3年生の岩佐春花さんの感想を紹介します。
「このセミナーでは、講師の方や航空業界に合格された先輩のお話を聞いたり、質問する機会がありとても有意義な時間を過ごすことができました。実際に模擬面接をすることで、何をどのように意識するのかや、日々の立ち居振る舞いや言動が大切だということがわかりました。私も客室乗務員になるという夢を実現するために、英語力と一般教養はもちろんのこと、学校や学外で社会人としての美しい振る舞いを身につけていきたいと思いました。」
夢の実現に向けて、参加した学生一人ひとりの意識が高まったことと思います。ここからエアライン業界へ飛び込んで活躍する後輩が続くことを願っています。ご指導くださったECCエアライン学院様、まことにありがとうございました。
人文学部国際英語学科では、広島空港全日本空輸株式会社様でのインターンシップや広島空港日本航空株式会社様の見学会をはじめ、各航空会社で活躍する卒業生の客室乗務員やグランドスタッフをお招きしての交流会など、エアライン業界への就職につながる様々なイベントを開催しています。