9月3日(月)および11日(火)に、SD研修の一環として、日本赤十字社広島県支部の指導員をお招きし、AED講習会を実施しました。
AEDの持つ役割や、倒れている人を発見したときの対処法など、いざという時に自ら行動するための救命知識を学びました。
倒れている人を発見した際、声かけなどの意識確認を経て、119番通報およびAEDを装着する準備を進めます。
うつぶせに倒れている場合は、体を仰向けにしてAEDを装着する必要があるため、体の起こし方についても学びました。
模擬体験では、意識があるため簡単に起こすことができますが、意識がない人の体を起こすには、かなり大変ということで、複数人の力が必要な場合も多いようです。
心肺蘇生の重要な行動として、胸骨圧迫と人工呼吸がありますが、複数人いる場合には、この行動をとりながら、別の人がAEDの装着を進めることが望ましく、人形を使用し二人一組で実践しました。
AEDは、電源を入れればガイド音声が流れるため、落ち着いてガイドに従い、電極パッドを貼り付けるなどの手順をふんでいくことが必要です。
身近なところにあるAEDを、迅速かつ正しく使用することで、思わぬ事故や災害にあった人を医師や救急隊員に引き継ぐことができることを学び、またその行動によって命を救える可能性が高まるのだと、意識づけることができました。
今後、いざという時にこの知識を活かすことができるよう、常に意識していきたいと思います。