2月22日、修学旅行で広島を訪れている新潟県長岡市立南中学校の2年生20名が来学され、本学学生との平和学習で交流を持ちました。
長岡市立南中学校は、長岡空襲体験を継承する平和学習を行い、広く長岡市民向けに平和劇などを通して学習発表をされている中学校です。同校とは、中国新聞ジュニアライターとしての交流を通じて、本学院の中高生徒も良い交流を重ねてきました。
まずは、本学での平和活動の取り組みを発表しました。
今年で10年目を迎えるフラワーフェスティバルでの「折り鶴ひろば」、県外キリスト教大学の学生と共に原爆について学ぶ「8.6平和学習プログラム」、影絵を通して平和の尊さを伝える活動「小さな祈りの影絵展」の3プロジェクトについて、発表しました。
南中学校からは平和学習で学んでいることや長岡市平和祈念式典で行った同校生徒の宣言などが紹介されました。平和を後世に継承していく誓いを歌にした学校オリジナルソング「誓い」の美しい合唱も披露してくださいました。
後半は、グループにわかれ、それぞれの活動について質問したり、意見交換を行いました。
本学の学生からは「戦争体験といえば、ヒロシマ・ナガサキの原爆のこと、被爆者といえば、原爆のヒバクシャ、のことばかり考えていた。今回の交流をきっかけに、長岡市の空襲で被爆された方のこと、そして南中の平和への取り組みを知り、活動の視野が広がった」という感想もありました。
午後は、平和記念公園で学生と一緒に碑めぐりを行いました。
平和への思いを共にして、両校の参加者にとって実りの多い一日となりました。