12月10日にオスロで開かれる、核兵器廃絶国際キャンペーン ICANのノーベル平和賞授賞式に、本学の卒業生で被爆者のサーロー節子さんが出席し、受賞演説を行います。
このたび授賞式に、ANT Hiroshima(広島を拠点に国際平和事業を行うNPO)とピースボートが連携して、広島から千羽鶴を届けることになりました。
本学でも平和への祈りをこめて、学生、教職員が鶴を折りました。
湊院長・学長も折りました。
赤と青の200羽が完成し、広島市民の作成した折り鶴とともに千羽鶴となります。
また、本学の校花である「あやめ」色の折り鶴100羽をリースにして、先輩であるサーローさんに渡されます。
被爆地の思いを託した鶴がオスロへ向けて飛び立ちます。
サーロー節子さんは、広島女学院高等女学校2年生の時に爆心地より1.8km離れた学徒動員先で被爆しました。
1954年に広島女学院大学英文学部英文学科卒業後、米国に留学。その後、結婚を機にカナダ・トロントに移り住み、原爆にまつわるご自身の経験を英語で伝える活動を長年続けてこられました。今年7月の国連本部での核兵器禁止条約採択にも貢献されました。