本学は「Google Womenwill」プロジェクトに賛同し、女性活躍のための学生のアイデアを社会に発信する「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」に、中・四国の大学で唯一参加しています。
Google Womenwillとは
テクノロジー活用により女性が直面する問題の解決をめざす取り組みで、Google がアジア太平洋地域全体で推進。日本では、女性が社会で働きやすくするアイデアをネット上で集め、サポーター企業・団体で実践の輪を広げるプロジェクトを展開しています。https://www.womenwill.com/
Google Womenwill 未来の働き方アカデミー
「Google Womenwill」と、全国の大学・高等教育機関のブランディングを手掛ける進研アドのタイアッププロジェクト。「未来の働き方を大学からつくる」「大学から社会を変える」をコンセプトに、学生に対してGoogle Womenwillメンバーやサポーター企業によるセミナー&ワークショップを開催して、学生が考えたアイデアを社会や企業に発信するもので、全国7大学限定で、2017年3月から実施しています。
5 月24 日 には、本学学生を対象とした、女性が豊かに生きるためのアイデアを提案するワークショップとプレゼンテーションを開催します。なお、「Google Womenwill」には、「イクボス宣言」で知られる湯崎英彦知事が率いる広島県もサポーターとして参加。学生のアイデアが広島の女性の活躍推進につながることをめざします。
アイデアは1000 以上のサポーター企業・団体に発信
学生が考えた「未来の働き方」のアイデアはキャンペーンサイトに格納され、1000 以上のサポーター企業・団体に配信されるとともに、優秀なアイデアはサポーター企業で実践されます。
5回の事前学習を実施
本学では2~4 年生を対象に、「働く意味」「女性が一生涯働くとは」「理想と現実のギャップを知る」などのテーマで講演会・セミナー、グループワークなどの事前学習を、3 ~5 月まで計5 回、各回50 人ほどの学生に行ってきました。その集大成となる5月24 日は、活発な議論が期待されており、アイデアを社会へ発信していきます。
事前学習には、優れた教育実践者に贈られるペスタロッチー教育賞を2016 年に受賞した本学学長・湊晶子も登壇。学生による活発な議論が行われました。
事前学習でグループワークの結果を発表する学生たち
事前学習レポート
第1回事前学習「働く条件を考える」 2017年3月17日
第2回事前学習「働く意味を考える」 2017年3月24日
第3回事前学習「湊学長からのメッセージ『女性が一生涯働くとは?』」 2017年4月12日
第4回事前学習「講演『理想と現実のギャップ』を知る」 2017年4月26日
第5回事前学習「OGを交えてのグループディスカッション」 2017年5月17日
「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」最終ワークショップ&プレゼンテーション
日 時 2017年5月24日(水)15:00~18:00(受付開始14:30)
場 所 広島女学院大学 アセンブリーホール(ヒノハラホール5F)
目 的 学生自身が、社会に出る準備として、女性活躍のためのアイデアを考え、社会に提案していく機会を設けることで、キャリア意識の醸成につなげる
参加者 本学2~4年生 約80名
内容・スケジュール
14:30 開場、受付
15:00 学長挨拶
15:05 Google Womenwillプロジェクトチームによるセミナー 「みんなで考えよう、働き方のこれからを」
16:00 学生によるワークショップ、プレゼンテーション資料作成 「働きやすい社会のためのアイデアを考えよう」
17:00 学生によるプレゼンテーション
17:30 講評、総括、未来の自分へのメッセージ記入
18:00 終了
女性の生涯を豊かにするという本学の教育方針と一致
広島女学院大学の前身、広島女学会が誕生したのは1886 年。以来、本学ではキリスト教を基盤とした人格教育を行ってきました。女性の活躍が社会的な要請となる中、2018 年度からは、結婚・育児・介護などのライフイベントにおいても、自らの人生を切り拓いていく力を醸成する「ライフキャリア教育」を土台にした新学部・新学科開設を予定しており、「ぶれない個・私」を確立しながら、女性の生涯を豊かにする学びを実践していきます。このような教育方針とGoogle Womenwill の親和性が高いことから、同プロジェクトに参画しました。