5月24日に開催される「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」ワークショップ&プレゼンテーションにむけて、学生は5回の事前学習で準備を進めています。
女性が豊かに生きるためのアイデアを提案できるよう、事前学習では、「働く意味」「女性が一生涯働くとは」「理想と現実のギャップを知る」などのテーマで講演会、セミナー、グループワークなどを行ってきました。
その様子をご報告します。
第5回事前学習「OGを交えてのグループディスカッション」 2017年5月17日
第5回事前学習では、次の3つの事柄も目標に学習を行いました。
1.「働く環境作りマップ」の作成
これまでのグループで話し合った内容をもとに、現状の課題と理想、そのギャップを描いたマップを作成します。
2.課題に対する提案作り
現状と理想の間にあるギャップを埋めるためにどのようなアプローチが必要か、グループ内で意見をまとめます。
3.OGから情報を得る
広島女学院大学の卒業生から会社や社会での経験を聞き、知識を増やします。
次週のプレゼンテーションに向けて、企業や社会にある課題や自分たちの考える理想、その間にあるギャップについて「働く環境マップ」をグループで作りながら、話し合いました。さらに、今回は企業や社会の実情についてアドバイスしてもらうために、グループに1人ずつOGの先輩に加わってもらい、企業や社会の中にある問題点や、そのアプローチの実例を話してもらいました。
学生たちは、OGの先輩たちに様々な質問をぶつけ、OGの先輩たちも親身になって、自分の体験談などの話をしてくれました。初対面であっても、同じ大学に通った同窓生です。活発な意見交換のもと、「働く環境作りマップ」作りが進みました。
そして、終盤にはグループごとに、課題についてのアプローチを考えました。グループごとに焦点を定めた「出産」や「子育て」、「介護」などの課題の中から、より詳細な問題点について話し合いました。
次回で「未来の働き方アカデミー」も最終回です。最終ワークショップと最終グループワークのあと、それぞれのグループで企業や社会に向けた提案をプレゼンテーションの形式で行います。→最終ワークショップ&プレゼンテーション
Google Womenwill 未来の働き方アカデミー
「未来の働き方を大学からつくる」「大学から社会を変える」をコンセプトに、学生に対してGoogle Womenwillメンバーやサポーター企業によるセミナー&ワークショップを開催して、学生が考えたアイデアを社会や企業に発信するもので、全国7大学限定で、2017年3月から実施しています。
本学版「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」は、5月24 日のワークショップ&プレゼンテーションを集大成とし、活発な議論を通し、アイデアを社会へ発信していきます。