5月24日に開催される「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」ワークショップ&プレゼンテーションにむけて、学生は5回の事前学習で準備を進めています。
女性が豊かに生きるためのアイデアを提案できるよう、事前学習では、「働く意味」「女性が一生涯働くとは」「理想と現実のギャップを知る」などのテーマで講演会、セミナー、グループワークなどを行ってきました。
その様子をご報告します。
第4回事前学習「講演『理想と現実のギャップ』を知る」 2017年4月26日
第4回事前学習では、次の3つの事柄も目標に学習を行いました。
1.より詳細なライフイベントの理解
講演から女性のライフキャリアの中で遭遇する課題や問題について、理解します。
2.「ブレインマップ」の作成
情報をもとにワークグループでブレインマップを作成します。
3.より詳細な「女性の働き方マップ」の作成
ブレインマップの情報を、第3回事前学習で作成した「女性の働き方マップ」に落とし込みます。
最初に企業の方から、実際の企業や社会の中で起こりうる課題や問題を理解するために、講義を聴きました。出産や子育てなどのライフイベントと仕事とのつながり、女性としての向き合い方など、実体験をもとにした貴重な情報を提供していただきました。
グループワークでは、講演の内容や身近な人々から聞いてきた事柄をもとに、「ブレインマップ」を作成しました。ブレインマップは「話しながら書く」というディスカッションの手法です。模造紙上に話した事柄のメモを書き、それを共有しながらディスカッションを深めていきます。慣れない作業で最初は思ったように書き込みができませんでしたが、終わる頃にはメンバーの考えの詰め込まれたブレインマップが完成しました。
ブレインマップ作りに熱中しすぎたために、「女性の働き方マップ」の作成までできたグループは少なかったですが、各グループが設定しているメイントピックについて考えを深めることができました。
次回は、広島女学院大学OGをグループワークに加え、女性の働き方マップから自分たちの打ち出したい提案を導き出します。社会人のアドバイスを取り入れることで、企業や社会のニーズに対応した意見が出来上がることを期待しています。→第5回事前学習
Google Womenwill 未来の働き方アカデミー
「未来の働き方を大学からつくる」「大学から社会を変える」をコンセプトに、学生に対してGoogle Womenwillメンバーやサポーター企業によるセミナー&ワークショップを開催して、学生が考えたアイデアを社会や企業に発信するもので、全国7大学限定で、2017年3月から実施しています。
本学版「Google Womenwill 未来の働き方アカデミー」は、5月24 日のワークショップ&プレゼンテーションを集大成とし、活発な議論を通し、アイデアを社会へ発信していきます。