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Interview Q&A 在学生インタビュー

伊藤 圭音 管理栄養学科(3年) 広島県立祇園北高等学校出身
※学年は取材時のものです

人と暮らしを支えたいその気持ちを大切に前進あるのみ

広島女学院大学を選んだきっかけや魅力は?
A. オープンキャンパスに訪れた際、学科紹介の掲示板を見ていると、先生が声をかけてくださいました。そのとき質問に丁寧に答えていただき、少人数制で学びが深まりやすいと思ったことが入学の決め手でした。さらに国家試験の合格率が高かったことも理由の一つです。
キャンパスは広すぎず、授業ごとの教室移動がしやすい環境。緑が多く全体的に落ち着いた雰囲気で、過ごしやすい大学だと思います。また、クリスマスになると、いろいろな場所にきれいな装飾が施されます。去年のハロウィン・イベントでは、先生方の仮装姿が披露され、学内がとてもにぎわいました。
専門の学びで得た楽しさや興味深さは?
A. 1年生では基礎的な知識を学修し、後期から2年生にかけて実験や実習が始まります。身につけた知識を生かしながら学びが深められ、その過程で自分自身がどれだけ成長したかステップアップが確認でき、復習にもつながる丁寧なカリキュラムが組まれています。
「調理科学実習」では、家庭で作る機会の少ない行事食について学んだり、外部講師から本格的な調理を学ぶなど、貴重な経験を積めました。実際に料理を作る際も、まわりをしっかり見て声かけを行うなど、チームワークによる達成感を共有できました。
管理栄養士になるための知識や技術はもちろんですが、社会でどう生きるかというスキルも身についています。
学生生活で楽しいと思ったことは?
A. 入学後、最初の行事であるオリエンテーションキャンプは、まだ大学に慣れていない中、いろいろな人と関わることができ楽しかったです。その雰囲気が素敵でオリエンテーションキャンプリーダーに入ることを決めました。実際活動してみると、ふだんの学校生活では関わらない人と交流でき、視野が広がると同時に、積極性や協調性も養えました。
何かひとつのことに向けて仲間と力を合わせることは、管理栄養士として対象者のことを考え、教育や指導を行うことにもつながります。リーダー活動を通して、将来に向けて一歩ずつ前進できていると感じられたのは大きな収穫でした。
広島女学院大学のサポート体制について、良いと思うのはどんなことですか?
A. チューター面談は特に良いサポート体制だと思っています。ふだんのちょっとした悩みなどはいつでも先生方に相談できるのですが、お互いに忙しくて時間がなかなか取れないこともあります。
面談では1対1で、まわりを気にすることなくじっくり話す時間が設けられるので安心です。少人数制を基本としていること、その分先生たちとの距離が近いことなど、これらが落ち着いた学生生活にすべてつながっていると思います。
今後の目標は?
A. 国家試験に合格して、管理栄養士になることが一番の目標です。管理栄養士としてさまざまな職種を経験しながら、商品の企画や開発に携わり、幅広い年代の方のより良い暮らしに、食の面から関わりたいと思っています。
ちなみに私の趣味はサッカー観戦です。初めて試合を観戦したとき、「勝利」というひとつの目標に向かって、全員で最後まで走り続ける選手たちの姿、そこに声援を送るサポーター、スタジアムの一体感に感動したことをよく覚えています。選手たちが私たちに勇気と感動を与えてくれるよう、私も全力で応援して力になりたいし、熱い思いを抱いた社会人であり続けたいと思います。

受験生へのメッセージ

管理栄養士には、人を支えたいという気持ちが大切だと思っています。活躍の場は病院や施設、企業、学校など幅広いのですが、どこに行っても大丈夫なように、授業ではさまざまな知識と技術を身につけることができます。チューター面談では、将来について先生とじっくり相談できる時間もあるため、まだ進路に悩んでいる人でも安心。一緒に誰かの力になれる管理栄養士を目指しましょう。