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Interview Q&A 在学生インタビュー

今中 美希 日本文化学科(4年) 広島県立安芸南高等学校出身
※学年は取材時のものです

挑戦したい気持ちさえあれば見えてくる未来がある

広島女学院大学を選んだきっかけや魅力は?
A. 図書館が大好きな私は、図書館司書の資格取得を目標としています。広島女学院大学に入学したのは、資格取得につながる授業が選択できるからです。オープンキャンパスには2度参加しましたが、2回目に訪れた際、ある先生から「前も来ていましたよね」と声をかけていただきました。そのときの親しみやすさが好印象で、安心して大学生活に臨める気持ちになったのをよく覚えています。
大学の図書館には約29万冊もの本があり、学生が設置を手伝ったSDGs漫画図書館やアカデミックサポートセンターの相談コーナーなどがあります。その他にもパソコンや個室は、空きコマ時間に課題や研究ができる場として最適。グループ演習室では、空きコマに友達と授業の復習や予習を行うことができます。学習だけでなく、ときにはリラックスできる空間でもあり、充実した環境と設備は魅力です。
学食が美味しいことも、ひとり暮らしの学生にとってはうれしいと思います。
専門の学びで得た楽しさや興味深さは?
A. 日本文化学科は、私の学年でいうと約50人で、常勤の先生も少数です。そのため、学生の提案を先生方が会議で共有してからのフィードバックが早く、実現しやすい環境が整っています。また、非常勤の先生が多く、バラエティに富んだ授業が受けられます。専門的な分野はもちろん、映画についてやアナウンサーの先生による楽しい授業など、幅広く学べます。
なかでも私が特に興味を抱いた授業は、「日本語フィールドワーク」です。郷土資料調査として広島県立文書館へ出向き、角筆探しを行いました。角筆は木や竹を削ったもので紙面に付けられた跡なので、探すことはとても難しいのですが、2冊目にして見つけることができました。本の持ち主がどのような場面で角筆を使用したのか、その背景に想いをはせることは、とても面白い体験でした。
学生生活で楽しいと思ったことは?
A. 学校行事ではあやめ祭が印象に残っています。サークルメンバーと折り鶴のストラップを作成し、すべて売り切ることができました。さらに人気投票では2位を獲得し、良い思い出にもなりました。リーダーを中心に協力し合い、仲間と共有できた達成感は格別でした。サークル活動では、小学生に向けたイベントなどを公民館で開催し、毎回創意工夫に励みました。スタッフとして参加したオープンキャンパスでは、大学の良さを伝えるために、週1・2回のミーティングを実施しました。苦労もしたけど、やりがいがあり、どれも充実した楽しい思い出となっています。
広島女学院大学のサポート体制について、良いと思うのはどんなことですか?
A. 3年生の5月から4年生の3月に面談を行ったキャリア支援では、自分自身について知ることや、何を目指したいかなど具体的に見つけることができました。これは1人ではできなかったと思います。キャリアセンターの方に話すため、まず自分の考えをまとめるのですが、それが自分の内面を知ることにつながりました。
就活のテスト対策では、アカデミックサポートセンターのセミナーを受講したのですが、こちらはオンデマンドも選択できるので、授業と被らず、効率よく利用できてとても便利でした。こうしたサポート体制の充実は、広島女学院大学の良さであり、授業はもちろんサークル活動でも、充実した対話や協力があるおかげで、私は自信をもって行動できる積極性が身につきました。
今後の目標は?
A. あと1年ありますが、思い残すことがないよう挑戦を続けたいと思います。まずは、これから忙しくなる卒業論文に向けて、後悔しないよう取り組むことです。そのためにできるだけ多くの先生方と話す機会を設け、興味深い内容については積極的に吸収していきたいと思っています。あと、サークルで立てている計画の実行など、今しかできないことへの挑戦と経験も積みたいです。
卒業後は、学生時代に学んだことや経験したことが無駄にならないよう、努力し続けられる社会人を目指したいです。実は、学科とは関係のない職種を希望しているのですが、日本語や日本文学の学びは、これからも継続して学んでいきたいと考えています。

受験生へのメッセージ

今はまだ具体的ではなくても、挑戦したいという気持ちがある人は、たくさんの経験ができる環境です。内向的な人でも、同級生や先生方、先輩と関わる機会が多く持てるため、心配しなくても大丈夫です。日本文化学科に興味がある人には、図書館が便利なことや、司書資格関連のゼミがあるのはメリットだと思います。学べる内容も幅広いため、入学したらとても楽しいと思います。