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Our Career Paths 2023年度卒業生インタビュー

二瓶 未夢 日本文化学科(2024年卒業) 広島県瀬戸内高等学校出身
勤務先:福山市立中学校(教諭)

意見の受信と発信を繰り返し、深みを増した学びが成長に

印象に残っている授業や体験は何ですか?
A. 日本文化学科では、さまざまな時代の日本の文学作品に触れ、読みを深める楽しさを学びました。
「教育実習Ⅲ(事前・事後)」では他学科の模擬授業を受け、授業展開における工夫を学修。この経験は教育実習時、自分らしく本を読む楽しさを伝える際に活かせました。
また、「国語科教育法Ⅱ」と「国語科教育法Ⅳ」も印象に残っています。
模擬授業を発表する場があるので、他の学生の模擬授業を受けることができますし、自分の考えた模擬授業を行う際には、よい点や悪い点を先生や学生からアドバイスしてもらえます。
さらに、近隣の中学校または高等学校を訪問し、国語の授業見学にも行くことができます。
一方通行の講義でなく実践的な講義になっているという点は、広島女学院大学と他大学の違いであり、大きな魅力です。
学生生活を経て感じた「自分の成長」は?
A. 母校の中学校の女子卓球部で部活指導員として参加し、中学生の技術指導を行いました。学生一人ひとりと向き合ううち、技術向上のためにどのような声かけが必要なのか深く考えるように。自分の知りたいことが見つかることにもつながり、素晴らしい学びの機会と指導経験を得たことで大学生活がより充実しました。
また、先生方からは素晴らしい指導をたくさんしていただきました。教員採用試験を受ける際には、授業で分からなかった点や参考書で悩んだ内容を理解できるまで、説明と相談に乗ってくれました。得意でなかった問題もできるようになり、苦手意識を克服した経験も、今の自分を成長させたと思っています。
広島女学院大学で得たものは?
A. 私は広島女学院大学に入学して、周りを見て行動すること、相手に応じたコミュニケーションを取ることができるようになりました。 大学内で多くの先生方や他学科の学生と、さまざまなことについて意見を受信・発信して、多くの学びがあったおかげだと思います。 その学びの中で自然と身についたスキルに、成長を感じました。
広島女学院大学のサポート体制について、良いと思うのはどんなことですか?
A. 広島女学院大学のキャリア支援はとても充実しており、面接や履歴書の書き方などを具体的に指導してくれるという点が良いところだと思います。実際に教員採用試験の二次試験では面接があったので、過去の面接で質問された内容を基に指導をしてくださり、とても役に立ちました。
また、広島女学院大学には図書館情報学を研究している先生がいらっしゃいます。学校図書館に勤めている司書教諭の重要性、図書館に携わっている方たちの役割などについて深く理解できることは、他大学にはない学びだと思います。
これからの目標、卒業後の夢は?
A. 在学中に取得した資格は、「中学校教諭一種免許状(国語科)」と「高等学校教諭一種免許状(国語科)」、「学校図書館司書教諭資格」です。
また、将来を見据え韓国語と中国語の語学検定を受けようと考えているため、まだまだ勉強を続けています。今後は広島県の公立中学校の国語科教諭になり、日本の文学作品を読むことや、触れることの面白さを伝えられる授業が展開できるようになりたいです。
さらに目標とする自身の将来像として、相手のことを考え、周りを見て行動できる大人になりたいと思っています。

受験生へのメッセージ

現在進路に悩んでいる皆さん、広島女学院大学で自分の学びたいことを探してみませんか。やりたいことがすでにある方は、本学で実現させてみてください。広島女学院大学の先生方は、私たち学生のやりたいことや不安に思っていることに対して親身になって相談に乗ってくれます。安心してやってみたいことに挑戦してください。