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Our Career Paths 2023年度卒業生インタビュー

榮田 莉子 国際英語学科(2024年卒業) 広島市立基町高等学校出身
勤務先:全日本空輸株式会社 客室乗務員

多様な文化に触れる学びで、国際的な感覚を養いました

印象に残っている授業や体験は何ですか?
A. 「アメリカ文化概説」や「ムービー&ドラマ」など、英米の作品を考察する授業です。講義を通して、それまで何気なく触れていた海外作品にも、その国の歴史や文化が表れていることに気づきました。学びで知識を得てそこに気がつけるようになったことで世界が広がりました。
所属する国際英語学科では、多くの外国人教授や英米の文化に精通した日本人教授から英語と英米の文化・文学を学ぶことできます。基本的に少人数の講義なので質問もしやすい環境です。American EnglishとBritish Englishの具体的な違いも分かるようになり、たくさんの発見や知識を修得することができます。
学生生活を経て感じた「自分の成長」は?
A. 私が広島女学院大学を選んだ理由は、かねてから好きだった英語と海外の文化を学び、将来は英語を使ってグローバルに働きたいと思ったからです。めざす未来像へと向かうなか、物事を多角的に考えられるようになったことは大きな成長でした。高校時代は理系で、とにかく答えを導き出すことばかり気にしていました。
しかし、英米文化を学び、友人や教職員の方々と話すうちに、物事にはさまざまな受け取り方や考え方があることを知りました。今では、日々の生活で起こる出来事や社会問題、環境問題などに対し、それまでにない見方と考察ができるようになりました。
広島女学院大学で得たものは?
A. 広島女学院大学はキリスト教主義の大学ということで、キャンパスにはチャペルを代表する西洋感あふれる建物があります。そこが他大学との大きな違いで、毎週火曜と木曜には牧師の方をはじめ、さまざまなご経験をお持ちな方の話を拝聴できる機会があります。講師の皆さまのお話は私にとって、凝り固まった自身の考えや価値観を顧みるきっかけになりました。
このような経験はキリスト教を重んじ、心を育てることを大切にする広島女学院大学だからこそ得られるものだと思います。
広島女学院大学のサポート体制について、良いと思うのはどんなことですか?
A. 少人数制の大学ということもあって、教職員の皆様がいつも学生一人ひとりに丁寧に対応してくださいます。もちろん私自身も、個を尊重したサポートを受けていると実感しています。 チューター面談は学期ごとに行われており、学業以外の悩みにも真摯に相談に乗っていただけます。 キャリア支援に関しても、職員の方々が初歩的なところから進め方、取り組み方などについてアドバイスしてくださいますので、キャリア形成にも取り組みやすい環境であると思います。
これからの目標、卒業後の夢は?
A. 大学2年生の時に参加した学内イベントでは、留学生の方が自身の出身国について紹介してくれたり、その国の伝統的な紙人形を作るワークショップを開いてくれたりと、毎回工夫をこらした企画で楽しませていただきました。広島女学院大学にはさまざまな国から留学生がいらっしゃるので、彼女たちと交流し異文化理解をする機会が多くありました。
また、面接練習や参考書の選び方など指導いただいた先生方のおかげでTOEIC845点、英検準一級、秘書検定二級を取得できました。これからは大学での経験を活かしながら、どんなお客様にも対応できる客室乗務員になりたいと気持ちを新たにしています。そのためにも、まずは早く社会人としての生活と仕事に慣れ、先輩を観察して学ぶことを大切にしながら、努力し続けたいと思います。

受験生へのメッセージ

自分の人生を彩るのは自分自身です。高校卒業後の進路選びは、まさに自分の生き方を決める最初の第一歩。だからこそ、まずはたくさん悩み、その上で「英語や海外文化を学びたい」、「キリスト教に触れることを通して国際的感覚を身につけたい」と考えたなら、ぜひ広島女学院大学を選択肢の一つに入れていただきたいです。