グローカルフィールドワーク報告③
2025.12.25 学生生活 地域デザイン領域
生活デザイン学科では大学内での学びだけでなく、学外にも積極的に出かけ、現地での学びを経験することによって、実態を知り、より深い考察や提案ができるようになる授業があります。今回は地域デザイン領域の学生が多く参加する「グローカルフィールドワーク」を紹介します。
今年のグローカルフィールドワークは近世から近代、現代の日本の旅と観光をメインテーマに、兵庫・石川・富山・岐阜・長野・東京の各都県で、前近代からの旅先だった温泉街と社寺、その周辺の古い町並み、世界遺産を含む日本の観光資源・地域資源、迎賓館のいまとむかしなど歴史・文化にかかわる文化財・施設・町並みを見学するとともに、各自が設定したテーマについて実地調査を行うことを目的としています。8月下旬から9月上旬にかけて11泊12日の旅程で、第1日目の報告はこちらから、第2日目の報告はこちらからご覧ください。
今回は学生による3日目の様子の報告です。











<学生による報告>
3日目:復興ツアー(能登・和倉温泉)
午前中、和倉温泉の復興ツアーに参加しました。ガイドの方の案内で、能登や和倉温泉が受けた地震被害について学びました。21軒あった旅館のうち現在は20軒になり、それも営業しているのはわずか4軒で、有名な加賀屋も地震の影響で取り壊しを余儀なくされると知り、胸が痛みました。道路も浮き上がり、壁には大きなヒビが入り、地震の怖さを改めて実感しました。特に護岸の崩壊が深刻で、海の上に仮設の道路を作り復旧を進めている最中とのことでした。被害の大きさを目の当たりにし、一日も早い復興を願わずにはいられませんでした。ツアーの最後に訪れた和倉温泉お祭り会館では、石川県七尾市の4つのお祭りを実物の山車や映像で紹介する展示を見学しました。ここでは町内の人だけではなく、町外の人も参加してもらって、町の伝統を守っていることがあると聞きました。山車の高さと大きさに圧倒されました。
復興ツアーのあと、皇太子時代の大正天皇が和倉温泉に行啓されたときの休憩所「御便殿」の建築が移築された青林寺を見学しました。ご住職の解説を聴きながら、全国でも数少ない御便殿建築の遺構について学びました。ここでも地震の被害についてもお聞きしました。
夕方、金沢に入り、斬新な建築で有名になった石川県立図書館を見学しました。蔵書検索をして、実際に本を探してみて、利用者の側の使い勝手も体験してみました。円形の閲覧室は開放的ですが、1冊の本にたどり着くのに場合によっては半周しなければならず、複数の本を同時に探す場合には歩き回らないといけないことがわかりました。また、図書館司書の方も利用された本を書架に戻すのに階層を移動したり、円周をぐるっと回ったり、苦労もあるのではないかと想像しました。
(U.A、O.N)
4日目の報告もお楽しみに!
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今後は、1月23日(金)、2月19日(木)、3月6日(金)にイブニングオープンキャンパス、3月20日(金・祝)に春のオープンキャンパスがあります。
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