グローカルフィールドワーク報告①
2025.09.17 生活プロデュース領域 地域デザイン領域
生活デザイン学科では大学内での学びだけでなく、学外にも積極的に出かけ、現地での学びを経験することによって、実態を知り、より深い考察や提案ができるような授業があります。今回は地域デザイン領域の学生が多く参加する「グローカルフィールドワーク」を紹介します。
今年のグローカルフィールドワークは近世から近代、現代の日本の旅と観光をメインテーマに、兵庫・石川・富山・岐阜・長野・東京の各都県で、前近代からの旅先だった温泉街と社寺、その周辺の古い町並み、世界遺産を含む日本の観光資源・地域資源、迎賓館のいまとむかしなど歴史・文化にかかわる文化財・施設・町並みを見学するとともに、各自設定のテーマについて実地調査を行うことを目的としています。8月下旬から9月上旬にかけて11泊12日の旅程でしたが、まずは1日目の様子を見てみましょう。どこに行ったでしょうか?
<学生による報告>
1日目:有馬温泉
最初に訪れたのは兵庫県神戸市の有馬温泉です。ここでは、まちの至る所にある源泉や太閤の湯殿館を訪れ、温泉の歴史や遺跡について学ぶことができました。そのあと入った金の湯は想像以上に熱く、体の芯からじんわり温まる感覚を味わいました。特に42度と44度のお湯の違いは、わずか2度差にも関わらず大きく、火傷しそうなほど熱く感じました。有馬温泉の奥深さを知り、また時間のある時に訪れたいと思いました。
午後にはマス釣りも体験しました。小さな釣竿に餌を付けて挑戦しましたが、釣れるまでの時間は人それぞれで、すぐに釣れる人もいれば10分ほどかかる人もいました。運なのか技術なのか不思議に思いながらも、みんなで楽しむことができました。
温泉街の雰囲気を味わったあと、再び新神戸から新幹線に乗り、京都から特急と北陸新幹線を乗り継いで、石川県小松市に入って第1日目の行程は終わりました。
(M.T、S.T)
2日目の報告もお楽しみに!
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