学力試験の成績だけでなく、その生徒が「どんな経験をして、何を学んできたか」「どんな目標や夢を描いて学ぼうとしているのか」などを評価しようという考えから生まれています。特に本学では、”ぶれない個、私の確立”をめざす人を求めているため、「何かに打ち込んだ人」や「周りの人と協力し合って何かを成し遂げた人」を応援したいという想いを持っています。
学びや成長を目的とした、高校でのさまざまな活動の例です。
また、大学での学びや今後のキャリアにおける目標でも結構です。
自己アピール入試での評価ポイントは、学力の3要素のうち、特に「思考力・判断力・表現力」と「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」です。主体性を持って自ら考えて積極的に挑戦する力を重視しますので、目標に対してどのように頑張ってきたのか、どのように取り組んで行くのかについてしっかりと表現しましょう。
自己アピール入試には、全学部共通で2つの大きな特徴があります。
「自己アピールシート」の記入内容についてわかりやすくまとめましたので参照してください。
自身の頑張ったことや目標を、あらかじめ「自己アピールシート」に記入し、その内容をもとに口頭試問を行います。自分の考えを説明し伝える力(プレゼンテーション力)は社会では重要なスキルですので、自分の考えをまとめ、伝えるという経験は、あなた自身のさらなる成長につながります。
「口頭試問」とは、自己アピールシートの内容をより詳しく知るために質疑応答を行う試験です。それに答える準備をしておいてください。
たとえ、同じ題材であっても、それに対する考え方や行動、そして経験した内容は人それぞれで異なりますから、問題ではありません。その経験を通して何を学んだのか、何を身に付け、出来なかったことをどう次につなげているのかなど、あなた自身の行動や考えを、より具体的に試験で伝えてみましょう。
これまで頑張ってきたことの振り返りや、今後の目標と向き合いながら、まずはメモに書きだして、それをまとめていくと書きやすいと思います。