災害支援実践セミナーの一環として、広島市防災センターで災害時の支援方法について研修を行いました。
はじめに、東日本大震災での津波の映像や被災地支援の様子について学び、災害の恐ろしさや災害に備えることの重要性について理解することができました。
また、地震を体験できる施設で震度6弱の揺れを体感し、地震が起こったときに自分たちがどのように身を守ったらよいかを学びました。
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阪神淡路大震災では、ライフラインが復旧したことによって、倒壊した家屋で火災が発生したことを知りました。消火器を使う
のは初めての体験でしたが、水消火器を使った模擬体験はとても貴重な経験でした。
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こちらはAEDの使い方と心肺蘇生の方法を実習しているところです。
人の命にかかわることなので、日ごろの訓練はとても大切だと感じました。
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8月28日のオープンキャンパスでは、私達が災害から身をまもるためにどうすればよいのか、準備しておくことは何かについて高校生の皆さんとも一緒に考えてみたいと思っています。いろんな展示を準備していますので、楽しみにしていてください!
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管理栄養学科では、今年度から「災害支援実践セミナー」を立ち上げ、2年生から4年生までの学生らが、災害時に自分の身を守るためにどうしたらよいのか、被災した人たちをどう支援したらよいのか、日ごろからどのような備えをしておけばよいのかという視点から防災や災害支援について考えています。
今回は、災害時に役立つレシピ作成を行うため、それぞれが考えたメニューの試作を行いました。
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ライフラインが途絶えたときを想定して、色々なパターンで料理を検討しています。
『火を使わない料理』
『ビニール袋で調理できる料理』
『備蓄品で作れる料理』
・・・など、限られた調理器具で料理を作ることに挑戦しました。
こちらは、普通の白ごはんですが、なんとビニール袋で炊いたご飯です!
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工夫次第でこんなパスタも作れます!
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こちらは、非常食の乾パンを使ったお好み焼き。硬い乾パンは歯の悪いお年寄りには食べづらいですよね。お好み焼きにすることでふんわりとした食感でしっかりエネルギー補給できます。
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そのほか、生春巻きの皮で作った冷麺も試作しました。
生春巻きの皮は付けだれの水分で戻り、水や火を使わず調理できます。
まだまだ、いろんなメニューを検討中ですが、8月28日のオープンキャンパスでは、これらのメニューのレシピをご紹介する予定です。
ぜひ皆さん来てくださいね!お待ちしています!