9月28日(木)の12時半から、管理栄養学科の溝口嘉範先生より「私と食品衛生」と題してのお話がありました。溝口先生は昨年度まで、岡山県の保健所で活躍されていた、食品衛生学や公衆衛生学分野の専門家です。この日は、この専門分野に進まれた経緯などを含め、ご自身の経験に基づいた学生へのメッセージをお話くださることになりました。
お話では、子どもの頃から大学への入学、そして食品衛生監視員としての仕事をされていた期間での、ご自身のモチベーションの推移についても語られました。年齢とともに興味の対象が変わったり、取り巻く環境が変わったりする中で、モチベーションは一律に維持されてきたわけではなく、結構変動があったそうです。資格を所持されていたことで責任ある仕事を任され、多少の変動があっても、モチベーションが高水準に保たれていたとのお話を聴き、筆者(佐藤)も資格を持つことによる自信の力の大きさについて、再認識させていただいた次第です。本学では様々な資格が取得できます。学生さんたちも、気持ちが新たになったのではないでしょうか。
お話の最後に、若い学生さんたちに、メッセージが贈られました。モチベーションが下がっているときは実はチャンスであり、チャレンジの時であること。資格を取ると周囲から認められること。知り合いが多いと、自分の能力以上のことができること。大学時代の友だちは一生の財産であり大切にすること。
私たちには、目先のことにとらわれて、一喜一憂してしまうこともよくあると思います。この日のお話では、溝口先生ご自身の、これまでのモチベーション変動を図にして見せていただくことにより、下った後には、明るい上り坂があることを、現実のこととして捉えることができました。下がっている時はチャンスであり、チャレンジの時でもあるのですね。
溝口先生、これからもよろしくお願いいたします。皆でチャレンジの日々を送ってゆきましょう。