先月(10月4日)の創立記念礼拝で管理栄養学科では廳 有里さんがゲーンス学術奨励賞を受賞されました。この賞は各学科の4年生1名に贈られる賞であり、廳さんはこれまで、非常に優秀な学業成績を収めるとともに、充実した学生生活を送られてきました。今日は、受賞者の廳さんに頂いたメッセージを掲載します。
大学生活を振り返って
廳さんはこれまで、学業とサークル(表千家茶道部)を中心に、学生生活を送られてきました。よい思い出としては、1年生の時に表千家茶道部での茶会のお点前で、亭主と半東(はんとう)をどちらも出来たことだそうです。後のコロナ禍では、サークルやボランティアなど、取り組みたいと思っていたことが、なかなか出来ない時期が続きました。ボランティアも、1,2年生の頃はたくさん出来ていたのですが、それから以後はコロナ禍での制限がかかるようになりました。ただ、その状況の中でも、料理コンテストに応募するなど、友達とともに取り組み、楽しいことは多かったそうです。
自身のこれからのこと
春からは給食委託会社に就職されます。『いつまでも健康的に過ごしてほしい』という人に対する思いがあり、特に働く世代に対してのアプローチをしていきたいとのことです。高校時代は調理師の勉強をしながら、特に美味しさを追求されていたのですが、日々の食生活を考えるうちに管理栄養士を目指すようになり、今は、『人が健康なままでいられる美味しい料理を作っていきたい』との思いがあるそうです。ずっと長く健康的にいてほしい、という人に対する強い思いが、廳さんの言葉の中にはありました。
後輩へのメッセージ
『どんどん挑戦していってほしい』とのメッセージを後輩の皆さんにいただいています。
「コンテストとかボランティアとか、(コロナ禍での制限があっても)いろんなことに挑戦してきたことが、4年生になったときに、やっていてよかったなという思いに繋がりました。旅行が好きなので、広島県以外の所にも行きたかったのですが、今できることを考えながら行動しました。今コロナだからと思わずに、できることにどんどん挑戦していってほしいです。」
廳さんとみなさんの思いが、明るく展開していく未来が見えます。
今できることに挑戦してゆきましょう。
廳さん、お話ありがとうございました。
受賞おめでとうございます。