人間生活学部 管理栄養学科 ニュース

国家試験合格に向かって ~管理栄養士国家試験模試の記録~
国家試験対策

 広島女学院大学の管理栄養学科では、管理栄養士になることを強く望む学生は、全員管理栄養士国家試験を受験します。学生の思いを尊重し、ともに人格を醸成することを日々の目標に、学生のやり遂げようとする姿勢を最後まで支援します。国家試験に向けて、管理栄養学科では前年度の国家試験翌日から、第1回目の模試が始まります。本日は、来年2月まで続く、4年生の『国家試験模試』についてレポートします。

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 模試では、午前に2時間25分、午後に2時間40分という長時間にわたって合計200問を解答します。まず管理栄養士養成課程主任の土谷先生から、試験の心構えや解答上の諸注意の説明があり、問題と解答用紙が配布されます。その後、時間を守っての試験時間となります。解答用紙へのマークや、自己採点のための問題用紙への解答記入などを、真剣に行ないます。本番を想定して、時間の感覚を体得し、実力を発揮できるように訓練することが大切です。解答を終えたら、マークや解答記述をしっかりチェックし、正しい解答ができているか、自己採点を正しく行なう準備ができているかを見直します。
 管理栄養学科では、ほぼ毎月、このような模試が実施されます。そして、卒業研究を終えた12月以降は約2週間ごとに、国家試験前まで行なわれてゆきます。

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 試験を終了すると、次は自己採点の時間となります。まず、教室のパソコンで自分の解答を入力します。入力を終えたら、解答データを持って助手の先生のもとに向かい、データ解析と結果の印刷をしていただきます。ここで、今日の模試についての思いを打ち明け、先生方から励ましの言葉をいただくことも多いです。

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 結果を印刷していただいた後、課程主任の土谷先生のもとに向かい、結果を報告します。この場で、まず課程主任面談があります。今後の学修についての、個々の状況に応じた指導が行われます。たとえ目を背けたいような結果であったとしても、ともに確認して対策を練ることで、現状を受け容れられるようになり、今後の指針が見えてきます。
 学生はその後、所属ゼミの先生に結果を報告し、再度面談の時間を持ちます。今後の学修生活や自身の課題について具体的に話し合い、これからすぐ着手することを決めます。

 夏を迎えました。成長の季節です。
 皆でがんばってゆきましょう。

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