3月20日(土・祝)に春のオープンキャンパスを開催しました。
管理栄養学科には、保護者も合わせて70名近くの方にご参加いただきました。
多数のご来場、誠にありがとうございます。当日は、感染症対策として来場時の検温や前後左右の座席を空けるなど対応を行いました。管理栄養学科のプログラムを紹介します。
学科説明・入試説明
まず、管理栄養学科学科長の市川知美教授より、大学4年間での学びの内容、目指せる資格・免許、管理栄養士国家試験や就職実績について説明がありました。また、実践力の向上に繋がる具体的な活動内容として、本学独自の取り組みである海外研修プログラムや企業との共同開発、地域貢献が紹介されました。
入試については、オープンセミナーでの学びの成果を口頭試問でアピールする「オープンセミナー入試」と、これまでの経験や夢・目標を自己アピールシートと口頭試問で説明する「自己アピール入試」の特徴が紹介されました。
模擬授業 「対象者に合わせた食支援~食の提供と提案~」
続いて、管理栄養学科の渡部佳美教授より、給食経営管理論に基づいた模擬授業がありました。給食とは、「特定かつ多人数の者に対して継続的に食事を供給すること」であり、学校や事業所、高齢者施設、病院などで、それぞれ対象者や目的に応じて作られています。特に学校給食は、学校教育活動の一環として「生きた食材」として活用されていることを知ることができましたね。皆さん、熱心にメモを取りながら聞いてくれていました。
また、実際に給食経営管理実習で提供したクリスマスランチの紹介があり、管理栄養学科3年生による栄養指導のプレゼンテーションが行われました。実際の授業の様子をより身近に感じることができたようです。
学生報告「私の学びと成長日記」
最後に、管理栄養学科3年生の学生が、「私の学びと成長日記」として、成長に繋がる授業や活動のクイズが行われました。参加者の高校生には3択のパネルを上げて、答えてもらいました。全問正解できたかな?
では、実際に出題されたクイズを紹介します。
「5つの基本味とは、甘味・酸味・塩味・苦みとあと一つはどれでしょう???」
「①辛味、②うま味、③渋味」
↓↓↓
正解は、「②うま味」です! 調理を科学的視点で考える調理科学は1年生から学びます。調理に対してより関心が深まり、普段の料理にも活かすことができます。
そして、広島女学院大学だったからこそ、管理栄養学科だからこそ私が成長できたと実感していることを各学生が発表しました。
3年間の大学生活から、専門的知識を得たことはもちろん、学外実習を通して社会人の在り方を経験でき、グループワークを通してリーダーシップや仲間を受け入れる力を身に付けることができました。1年生のときは目標が定まっていませんでしたが、現在は病院や食品企業、ドラッグストアの管理栄養士として、食の大切さや楽しさを伝え、人の健康をサポートしていきたいとの抱負を語ってくれました。今後の成長が楽しみです。
学生たちは様々な経験を通して食べる喜びを発信し、伝える力を育んでいます。
夏のオープンキャンパスでも、管理栄養学科の魅力を伝えていきます。どうぞお楽しみに♪